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「王様だーれだ………」
引く棒は、雷樹くん、杏くん、優蒼ちゃんの分
が引かれて、5本になっていた。
私が見ていないうちに、3人も死んだ。
このゲームは何処か狂っている。
やっと気づいた。
私「あ、私、王様だ!」
マスター「ルーレットスタート」
グルグルグルッ
私「ストップ!」
ピタッ
“休憩するか、しないか”
私「する(即答)」
いいお題だ。こんなのもあるのか。
取り敢えず、休憩。
メンタルケアだ。まずは、落ち着くことから。
マスター「それでは、今から1時間の休憩時間をスタートします。」
プツンッ
マスターを映した画面が消えた。と同時に、
私のスマホがなった。
着信源は悠人くんからだ。
悠人「みんな〜!王様ゲーム楽しんでる?」
私「悠人くん!それがさ、紹介してくれて悪いんだけど、このゲームやばいかも…。」
悠人「どういうこと?」
私「実は、3人死んでるの。」
悠人「え?」
私はこれまでのことを思い出して話した。
悠人「うーん。なんかやばそうだね。」
私「途中抜けは出来ないのかな?」
悠人「わかんない。でも、マスターがいるんで
しょ?その人に聞いてみたら?」
私「なんか、はぐらかされそうなんだよ
ねー。」
悠人「それでダメだったら、俺が電話してみる
よ」
私「ありがとう(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
悠人「ごめんね。あんま楽しくないかもしれな
いけど、あと少しだけ頑張ってね!」
私「ありがとう!頑張る!」
プツンッ
そこで会話は終わった。
1時間後
マスター「みなさん、お時間です。次に行きま
しょう。」
私「ま、まって!マスター!」
マスター「? なんでしょう?」
私「ここまでしてなんだけど、途中でリタイ
アってのは…」
マスター「ないですよ^ - ^」
あ、終わった。
みんな死ぬんだ。
私も死ぬのかな。 最悪。
私は悠人くんに電話しようとした。
そのときだった。
パンッ
私「いたっ!」
スマホには、穴が開いている。
マスター「それと、これから皆さんがスマホを
使うたび、スマホを壊させていただきます^ -
^」
みんな「huh?」
いやいやいや。壊す?は?
柚月「大丈夫?」
咲「あわわ!血、血が!」
海斗「ちょっと待ってろ!今包帯を…」
流唯「馬海斗!ほらここだ!大丈夫か?遥!」
私「いたた…… 」
流唯「大丈夫じゃなさそうだな。」
撃たれた場所がちょうど、手の中心をスマホと
一緒に貫かれたので、ちょーいたい。
マスター「いいですね?」
みんな「はい…。」
つら。
私「つつッ…!じゃ、じゃあいくよ…!」
流唯「無理するなよ。」
私「うん…!せーのっ」
「王様だーれだ……!」