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佐野side
「おはよー 」
「おはよう勇ちゃん」
そう言って俺の挨拶に答えてくれたのは太智
いつもなら仁人が一番に答えるが今日は気配がない
「あれ?仁人来てないの? 」
「そうやねん、珍しいよな 〜 」
「まぁ ただの寝坊もありえるし、
ほかのメンバー待ってたら来るかもね」
「そーやね、待っとこ 」
「おはよう 」
「柔 っ!おはよう 」
「おはよう!」
「舜太今日は早いじゃん」
「アラームガンガンつけたからやな 笑 」
そこから数十分待っても仁人が来る気配がない
M!LKのグループLINEに
「仁人 大丈夫? 」
と送信するが 既読は4 多分仁人だけ見ていない
「ちょっと俺心配だから仁人の家行ってみる 」
「ほんまに?吉田さん居たら連絡ちょうだい 」
「了解 ! 」
仁人家着)
俺はチャイムを鳴らした
「じんとー?」
声をかけたりもう一度チャイムを鳴らしても
反応はない
「これわんちゃんやばいやつ? 」
ドアノブをいくら引っ張ってもドアは開かない
俺は家を諦めて近くを探した
吉田side
「よし、時間通り …! 」
俺はいつものように予定時間の10分前についた
とは言ってもまだ誰もいない
カフェに言って時間を潰すか
「あのぉ …」
突然の弱々しい声にびっくりした
「はい …? 」
「道に迷ってしまって、、 」
「あーちなみにどちらへ行こうと? 」
「〇〇町へ行きたいんですけど 」
聞いた事のない町だった
俺は戸惑いながら別の選択肢を与えた
「すいません、俺そこ知らなくて …
別の方に聞いたら分かるかもしれないです 」
「そうですか、すいません 」
「いや全然!!
こちらこそお力になれず申し訳ないです」
俺はその場を去ろうとしたが
あまりにも慌ただしいその人を見て
去るにもされなく…
「あの … もし宜しければ俺から他の方に声をかけましょうか? 」
「あ、道は多少わかったのですが
やっぱりひとりじゃ心細くて … 」
「お手数をおかけするんですけど着いてきてもらう事は出来ますか? 」
「え、っと …… 」
現在の時刻は予定時刻の5分前
ついて行ったら遅れるかもしれない
今回はライブのリハーサル
悩ましいがこの人を放って行く訳にはいかない
「分かりました、俺もあまり時間に余裕が無いので知っている景色になったら行きますね 」
「ほんとですか?!ありがとうございます っ 」
少し肌寒い気がしたが
俺は気にせずあの人の後について行った
「あの、本当にこの道で合ってますか? 」
案内されたのは薄気味悪い路地裏
「ありがとうございました
ここまでで大丈夫です、、、、。 」
「え、ここで大丈夫なんですか? 」
「はい、… 」
「じゃあ俺はここで … 」
俺が去ろうとすると 奥からゾロゾロとガタイのいい野郎たちが出てきた
「え、…? 」
「ごめんなさい。でも
着いてきたのは貴方だから 」
「おぉ、こりゃ可愛い子連れてきたね 」
「ど、どなたですか? 」
「んー?どなたでもいいだろ? 」
「最近溜まってたんだよ〜ようやくャれるわ 」
その言葉を聞いた瞬間
俺はこの状況を理解した
騙された、
「さ、楽しもっか ?♡ 」
「まて …” ッ たすけ “ ッ 」
佐野side
いくら探しても見つからない
仁人の実家にも行ったが誰も分からないらしい
「あ、そーいえば 」
俺は早い足並みで目的地に向かった
俺は目指した所についた
い”や ぁ ッ …//))
やめ “ ッ あ” ぅ ッッ…//))
ぼろぼろで絞り出すような声が聞こえる
仁人だ
「仁人 ッ!! 」
吉田side
「へ、ぁ ッ ? はやと ッ “ ? 」
突然 勇斗の声が聞こえた
「おめぇーら何してんだよ 」
「あー、ばれた 行くぞ 」
「もう通報してあるから、遅いと思うよ 」
「は、ッ?! に、逃げるぞ ッ 」
「はやと 、 っ 」
「怖かったな、ごめんすぐ行けなくて 」
「今日はリハーサル来なくていいから家でゆっくりしてろ送っていく 」
「ん、ありがとう 」
ご迷惑をおかけしました
俺はグループLINEにそう送った
全然気にしないで!
たまにはゆっくりしーや
心暖かいメッセージばかり
多分勇斗が説明してくれたのだろう
俺は安心感で眠りについた
コメント
2件
勇斗が吉田さんにGPS付けてたらしい 知らんけどね
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