この作品はいかがでしたか?
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注意事項↓↓↓
★黒月
★黒尾が弱ってます
★成人済み
★なんでも大丈夫って方だけ
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人生には良い事や悪い事がある。
そんなの分かりきってるが、どうしても辛い時がある。俺は今その交互ときていた。
「黒尾〜、これ今日中にね」
「え、、1人でっすか?」
「当たり前じゃないか!」
会社の先輩に頼まれた仕事を思わず受けとってしまう。あと数十分で定時になると言うのに、この先輩は先に帰るのだろう。そんな事は知っていた。
大量に渡された資料を一つ一つ読み上げるには相当な時間がかかる。またそれをまとめてコンピュータに打ち込んでいく。これの繰り返し。定時をまわっても今日中だと言うので残業をする。最近はろくに寝れていない。なんたって大好きな恋人の顔すら見れていない。ストレスが溜まる一方である。夜中の三時頃、ようやく仕事が終わり一つ大きな欠伸をした。ふと周りを見渡すとまだ何人か画面と向き合っている。こいつらは俺と同じ、ただ上の人にこき使われているだけ。文句を言おうが何も聞いてはくれない。まるで社畜だ。そう思いながら帰る支度をして一人で重たい体を無理やり動かし、家に帰った。
「ただいまぁ…」
大好きな恋人が寝ていると思い小声で言った。靴を脱いで、スーツをハンガーにかけて冷蔵庫からお茶を取り出しコップに注ぐ。それをテーブルの上に置き、恋人が作ってくれたご飯をラップから外した。その時だった。
「黒尾さん、、お帰りなさい」
ふんわりとした眠たそうな声で話しかけてくる人物は俺の愛しい恋人「月島蛍」だった。彼は思ったことを素直に言えない性格であり、少し辛口である。おまけに身長は俺より高くて、俺より身体がひょろひょろ。彼がすごく機嫌がいい時は声に出して笑う時だってあった。そんなところも含めて俺は好きになった。そんな彼の声を聞いて、今俺の心と体はボロボロな状態だからこそすごく泣きそうになる。
「どうしたんですか?泣くなんて黒尾さんらしくないですよ…」
気づいた時はもう泣いていた。月島に心配をかけさせてると言うのは分かりきっている。けど、どうやっても涙はちっとも止まってやくれない。
「…疲れてしまったんですね。大丈夫ですよ、僕がいます。黒尾さんは独りじゃないです。」
彼は全て知っているかのように寄り添ってくれた。月島蛍は黒尾の頑張りを、そして、仕事で疲れていることも知っている。最近では顔もあまり合わせられないことも、黒尾が夜中に帰ってきていることも。
「はぁ…グスッ…蛍っ…」
「!…はい、ここにいますよ。」
「蛍っ…グスッはぁ…」
「黒尾さんは頑張り屋さんなんです、頑張りすぎるんです。少しの休養も大切です、、仕事も大事ですけど、自分の体の方はもっと大事にして下さい。仕事について後でお話しましょ?このままじゃ黒尾さんが壊れてしまいます。僕は嫌ですよ、なので今日はとにかくゆっくり寝ましょ…明日のことは忘れて」
「グスッ…ごめっ」
「謝らないでください、別に迷惑だとか思ってません。」
月島はそういいそっぽを向く。俺はそれを見て大声で泣いてしまった。大人なのにこんな大声で泣くなんて普通は恥ずかしいが、そんなことも気にするほど自分の心には余裕がなかった。
月島と一緒にベットに移動し、横になった。けど眠れる気がしなかった。何回も目を瞑ったりしたけど、全然寝れそうにない。
「黒尾さん、眠れないんですか?」
「…ん…まぁ…そう、かな…?」
「どうやったら寝れますか?」
「……ハグ…」
小さく声に出した言葉は月島に聞こえてるのか定かじゃないほど小さかった。本人にちゃんと届いてるのか少し焦ったが、聞こえていたのだろう。ギュッと俺より大きな体で抱きしめた。いつもこんなに積極的では無い月島にしては珍しかった。
「いいですよ、、抱きしめますよ、いつまでも。黒尾さんが安心して寝れるなら…」
抱きしめられたあと眠気が襲いそのまま眠った。
END
🌟【〜リクエスト受け付け中〜】
〇〇くんの怪我・体調不良・幼児化とかそんな感じの詳しい内容を書いてください!!
⇩⇩⇩⇩
CPの場合はちゃんと二人の名前を書くこと︎︎!!内容は上記と同じ👆
コメント
3件
なんかセンシティブかかってんだけど???
リクエスト受付中〜
あたたたたたたた