愛せればよかったのに。
地i縛i霊i少i年i花i子iくiん
赤i根i葵×蒼i井i茜
ネタバレ含
「…茜くんは?」
「茜くんの好きなもの…知りたい」
「僕?」
僕はアオちゃんが好きだよ
ー
わたしも
好きって
言えばよかったな
ー
苦手だった。
素で誰にでも好かれて
お人好しで、ばかで。
何もしなくても、自然と人が寄ってくる。
じぶんが真逆な存在だから 。
そんなきみが苦手で
正反対だと思った。
家が隣にならなければ
幼なじみにならなければ
絶対に、関わることのないひと。
ーーまぁ、きみなら
幼なじみじゃなくてもー…
話しかけてくれたかもしれないけれど。
ー君の言う、”光”が見えなかった時点で
分かってた。
きっと私はもう
きみのところに、もどれない。
ふつうに愛せればよかったのに 。
あの時、きみが一緒におちてくれたように。
私も、もっと早く素直になれれば
ー
きみの”すき”を
信じていれば。
ー
もう、おそいけれど。
ー
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