ボク達の生存交換日記

#27🎀

ねえ類、ボクって変かな？

急でごめんね……

誰かに言われた訳では無いんだけど、何だか気になっちゃって……

正直な意見を聞かせて。

瑞希

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本当、何変な事訊いてんの……

こんな事訊かれてる類も困るよね。

瑞希『消そう、かな……』

──いや、良いか。訊きたかった事だし。

〈瑞希〉

瑞希『この声……』

スマホに映って居たのは、リンだ。

瑞希『リン…？どうしたの？』

リン〈瑞希、セカイに来て。〉

瑞希『ど、どうして…？』

リン〈良いから。〉

リンはそう言って、スマホから姿を消した。

瑞希『どうしたんだろ……』

瑞希『ま、兎に角、行ってみよ』

瑞希『〔untitled〕は何処だろ……』

瑞希『あった！』

瑞希『再生…！』

☆。.:＊・゜～♪

誰もいないセカイ

瑞希『えっと…リンは何処だろ？』

リン「瑞希」

瑞希『あ、リン！』

リン「此方来て」

瑞希『うん…？』

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?¿視点

瑞希とリンが此方へ来る。

リン「連れて来たよ。」

『ありがとうね、リン。』

瑞希「ミク……」

瑞希は暗い雰囲気だった。

ミク『瑞希』

ミク『私が瑞希を呼び出したの。』

瑞希「そう、なんだ……」

嫌な予感がする……だから瑞希を呼んだ。

ミク『瑞希、瑞希は』

ミク『消えたいって、想ってる？』

瑞希「消えたい、か……」

瑞希「…どうして？」

ミク『何だか、瑞希からそういう想いを感じてるの。』

瑞希「想い…？」

ミク『正直に言って。瑞希は今、消えたい？』

瑞希「…うん」

瑞希「ボク、消えたいよ……」

ミク『そう……』

やっぱりそうだ。

瑞希「ボク、変ってずっと、ずーっと言われて、もう疲れたよ……」

瑞希「もう、死んじゃおうかな……150日経って無いけど……」

ミク『えっ…』

瑞希「ん？どうしたの……？」

ミク『死、ぬ…？』

瑞希「え？し、死ぬ…？何言ってるの？そんな訳無い、じゃん！ 」

ミク『でも、今……』

気付いて無い。瑞希は、自分がそう呟いた事に気付いて無いんだ。

本当に、消えたいんだ。

ミク『瑞希……』

ガタッ！

ミク『！？』

セカイが揺れた。

瑞希「地震！？」

リン「二人共、此方…」

ミク『うん、！』

セカイが割れた。

恐らく、瑞希の想いの変化によって。

瑞希は消えたいと想っている……

何れ、セカイは消えるかもしれない

只の、私の憶測だけど。