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拓真)…はぁ
俺は神崎拓真。
ただのしがない男子高校生。
なぜため息をついているかと言うと…
まぁ、登校している時間の話だな。
玲)おーい拓ぅ!
こいつは神崎玲。俺の兄だ。
俺の学園の生徒会長をしていて、勉強もスポーツもできるし、おまけに女の子にもモテる。
俺とは全く違う才能マンだ。
だが料理は壊滅的にできないがな。
拓真)なんだよ
玲)今日生徒会の仕事で遅くなるかもー
拓真)はぁ?そんなんいつもじゃん。なんで今日は言うんだよ
玲)え?…あー…
兄ちゃんが珍しく動揺している…?
玲)忘れてる?誕生日のこと…
誕生日ぃ?
…今日は6月7日…
拓真)…………….あ
俺の誕生日じゃねぇか…!!
玲)あ、やっぱり!
兄ちゃんが俺の1歩前に出て、俺の方を向いて歩き出した。
玲)家帰ったら置き配してあっても開けんなよ〜?
誕プレだなそれが
ごまかし下手すぎんだろ
拓真)後ろ歩きは危ねぇぞ
玲)大丈夫だいzy…
その時、後ろから猛スピードで走っている車が来た。
拓真)ッおい!!!
踏みとどまろうとするタイヤが道路を削る音と、”何か”が衝突する音が響いた。
コメント
1件
リオンです。第2話、読み終わりました。 タイトルの「誕生日に死ぬ確率約14%」が、このラストで一気に不吉なリアリティを帯びてきてゾッとしましたね。兄・玲の「後ろ歩きは危ねぇぞ」という拓真の台詞が、まるでフラグのように直後に効いてくる構成が巧みです。まだ2話目でここまで読者の心を掴めるのは素晴らしい。続きが気になって仕方ないです!