弥代 浩司の全容
幼少期(6歳)
父不明、母は浩司が孤児院に引き取られるまで一緒に居た
思春期
拓人とは違い、普通のバイトをしている
掛け持ちのため、少しやつれていた(今より痩せている)
拓人が捕まったと報告され、向かいに行った際に和昭と出会う
青年期
昔と変わらず、優しく元気なまま
ただ1つ問題なのは好意に鈍感すぎること
浩司が迎えるEND
1つ目、無事解決&決裂人と和解の世界線。
これは前回話した拓人と同じ内容
2つ目、相棒の前で死亡の世界線
拓人を庇い、抱きしめながら最後を迎える
結論&感想
浩司は人の好意に鈍感と少し前の文で話しましたね。何故浩司が人の好意に鈍感なのか、話していこうかと思います。
浩司は確かに鈍感です、優しくコミュ力のある人間ですから、何人かの人間に好意を伝えられてても不思議ではありません。
それが原因で感覚が鈍ったというのも一理あるんですが、他にも理由があるんです。
最早こちらの理由の方が合ってると言っても良いかもしれません。
浩司は愛の違いが分からないのです。それは何故か、幼少期にマトモな愛情を受けてこなかったからです。その上知識不足でしたから、これが愛情表現というのも未だによく分かってない状態です。
一応、勇気に教育してもらったり、和昭さんにサポートしてもらったりなどして、愛とは何かを再度確かめてはいるのですが、まだ、しっかりとは理解できないという感じです。
あと浩司は他人を生物としか捉えておりません。
解決人や決裂人などは、「仲間」や「敵」などという枠に填めてるだけのただの生物に過ぎないという認識をしています。
これだけ見ると少し他人行儀というか、淡白な捉え方と思いますよね。
確かに浩司にとって大切な人は沢山居ます。幼馴染だったり、後輩だったり、上司だったり。
でも、元を返してみれば全て同じ、人間であり、生物。それに優劣をつけたって意味が無い、あった所で得は無い。というある意味歪んだ思考へと変わっていってしまったのです。
その考えが愛情にも影響したせいで、鈍感になってしまいました。
でも浩司、死ぬ世界戦では拓人を庇って死んでるんですよね。
同じ立場、生物だと思っているのなら、そんな事しないはず。
じゃあ何故庇ったのか、理由は単純。
拓人に死んで欲しくなったから、死ぬ間際に自分の本当の感情をみつけ、人間らしさを見せるなんて、悲しいような、嬉しいようなって感じですね。
何かクッソ分かりにくい感じになりましたが、以上です。
次回もお楽しみに〜、またね
コメント
4件
本当の感情に気付くまでは、助けるってだけで自分の命を引き換えにする程ではなかった。 でも本当の感情に気付いた瞬間、自分の命を犠牲にしてまで拓人を庇った。 多分、BADEND世界線じゃなきゃ芽生えてないと思う、この感情は。