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風宮 むぅまろ🦇🍀︎ 🍬🍚
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無限城の静寂を塗り替えるのは、かつての凛とした毒柱の声ではなく、甘く、とろけるようなしのぶの喘ぎ声だった。「ひゃ、あぁっ……! 旦那様、だめ……そこ、すごすぎて……っ、んんっ!」
童磨が、自身の印としのぶの印が重なり合う最深部を、執拗に、かつ慈しむように突き上げるたび、しのぶの口からは抑えきれない可愛らしい声が溢れ出す。それは、彼女が鬼となり、童磨という唯一無二の伴侶を得たことで解放された、女としての純粋な悦びの旋律だった。
童磨はその声を聞くたび、金色の瞳を細め、狂おしいほどの独占欲に身を焦がした。
「ああ、しのぶちゃん……なんて可愛い声で鳴くんだ。その声を聞くたびに、僕の中の何かが壊れて、君を粉々に飲み干してしまいたくなるよ」
「あ、あぁっ……! もっと、もっと壊して……。あなたの愛で、私を……いっぱいに……っ、ふあぁ!」
しのぶが鼻にかかった甘い声を上げ、童磨の背中にしがみつく。彼女の喘ぎ声は、単なる快楽の表出ではなかった。その声が響くたびに、二人の血鬼術の共鳴はさらに研ぎ澄まされ、無限城の空気そのものが桃色の霧を纏ったかのように甘く、重く停滞していく。
しのぶの喘ぎ声に呼応して、周囲に咲き乱れる氷の蓮が震え、チリン、と鈴を転がすような音を奏でる。それは彼女の魔力が絶頂に向けて高まり、童磨のエネルギーと完璧に溶け合っている証拠だった。
「ん、んんぅ……っ、旦那様……あつい、の……。中が、あなたの力で、はち切れそう……っ!」
しどけなく髪を乱し、涙を浮かべて見つめるしのぶの姿と、その鼓膜を震わせる愛らしい喘ぎ。童磨はもはや我慢の限界を超え、彼女の細い腰を砕かんばかりに引き寄せると、その最深部へと、これまでで最も激しい奔流を叩きつけた。
「あ、あはぁぁぁっ……!!」
しのぶの最大級の喘ぎ声が無限城に木霊し、彼女の背中から溢れ出した氷の蝶たちが、狂喜乱舞するように広間を舞う。中出しされる衝撃の余韻に浸りながら、しのぶは童磨の肩に顔を埋め、熱い吐息を漏らし続けた。
「……ふふ、旦那様。私の声、そんなに……お気に召しましたか?」
「ああ、最高だよ。君の声は、どんな音楽よりも僕を酔わせる。一生、僕の腕の中だけで、その可愛い声を聴かせておくれ」
二人は汗と愛液に濡れた肌を密着させ、絡めた足をさらに強く結び直す。しのぶの甘い余韻の吐息が、童磨の首筋をくすぐり、また新たな夜の火種を灯していくのだった。