ピピピッピピピッ
7時30分。アラームが鳴った
くしゃくしゃな布団をそのままにして部屋を出る
美味しそうな朝ごはんがいつも置いてある
ぼくの唯一のたのしみは好きな人と友達に会うこと
「 おはよーございまーす…っ 」
そう言い、席に着く
すると、友達がこっちに来る
「 おはよ~、」
そう言い放ったのは友達の桃くんだ。
かっこいいから女子が周りにうじゃうじゃいる
「 おはよ~! 」
元気に挨拶してくれたのは友達の赤。
桃くんのことがすきらしい。
「 ぎりせーふ!!? 」
先生「 ぎりあうとだ。」
ばかな会話をしているのは僕の好きな人の青ちゃん
おちゃめでばかっぽいけど、頼りになって周りを明るくしてくれる
「 また遅刻ですか~? 」
僕がいたずらっぽく言うと
「 黄くんはえらいね 」
と言って去ってった。
ぼくは頬が赤くなっているのがわかった。
「 ちゃんと恋してますね~?笑 」
赤が頬が赤い僕をいじってきた。
「 赤も桃くんに恋してますよね~? 」
ぼくもいじり返したら赤の頬が赤くなった。
「 んもー、笑 じつはね、放課後デートいくの 」
赤はしあわせそうに にこっ と笑った
ぼくたちは青春しているなと感じた
ぼくは生徒会長
赤は副会長
青ちゃんと桃くんは書記
「 赤の資料はこれ、青ちゃんの資料はこれ 」
「 桃くんの資料はこれね 」
それぞれの担当の資料を渡していく。
「 黄くんありがと~ 」
好きな人、友達から感謝をもらう。
いつもこの時間は僕のすきな時間だ。
静かで、友達や好きな人と一緒にいれる幸せな時間
そんな静かな空気を桃くんが破る
「 青、コンビニいかね? 」
「 いいよ~ 」
そんな会話を交わして部屋を出ていこうとする
「 はやく戻ってきてくださいよ? 」
「 はいは~い 」
「 もう…っ、」
ため息をつきながらもぼくは作業をする
「 黄ちゃん、青ちゃんにアタックしなよ 」
「 …はっえ、? 」
口を開いたと思えば青ちゃんの話。
ほんとに赤は恋バナがだいすきなんだから。
「 しませんよ、相手になんのメリットもないんですから。」
そう言って断り、資料を進める。
「 も~。釣れないなぁ、笑 」
赤は少し笑って資料を進める。
「 ただいま~ 」
コンビニに行っていた桃くんと青ちゃんが帰ってきた。
「 桃くん唐揚げ棒買ってきてくれた~? 」
買ってきてと頼んでいたのか、赤は桃くんに寄る
「 ちゃんと買ってきたよ、赤は我儘だな~?笑 」
桃くんはにこにことしながら赤の頭を撫でた。
「 セット崩れるでしょッ、!!? / / 」
そう言いながらも頬を赤らめて嬉しそうにしている
ぼくはイチャイチャしてるふたりを無視して 資料を進める。
「 会長、これあげます 」
そう言って渡してきたのは僕の好きなアイスだった
「 へ、なんで…っ、? 」
なんで僕の好きなアイスを知っているのか分からないが、好きな人からそれを受け取る
「 なんで知ってるのかって?ずっと会長のこと見てるからですよ?笑 」
悪戯っぽく笑って言ってくる。 からかっているのか本気なのか分からない。
「 もー、からかわないでください 」
からかっていると決めつけて、否定をする。
「 からかってないですよ、本気です 」
「 へ、っ…? 」
本気の顔でからかってないと言われて戸惑う。
「 じゃ、俺たち帰るわ~ 」
「 青ちゃんがんばれ~! 」
なにかを察したのか桃くんと赤が帰った
「 ふたりきりですね、会長 」
「 そ、そーですね、? 」
緊張しているのか、手が震えている
「 会長、ぼく、1年生のころから会長がすきです。付き合ってください、っ… 」
好きな人から告白をされた。
「 ぼくなんかでよかったら…っ、」
「 っ、!!いいの…っ、? 」
「 もちろん…っ、!! 」
好きな人と実ることができました。
「 あいつらやっと付き合うかな~。」
「 さびしいの~?笑 」
「 んなわけ、笑 俺、好きな人いるしさ 」
「 え…っ、? 」
好きな人から言われたことはとてもショックだった
俺は桃くんのことがすきなのに、
「 俺も好きな人いるんだ~、笑 」
強がってそんな事を言ってしまうと
「 …そ、笑 」
さみしそうな目をして返事をしてくれた。
「 俺の好きな人、今目の前にいんだ。」
そんな事を言われた。
「 …おれ、っ? 」
「 そうだけど? 」
「 …おれもすき、」
「 へ、っほんとうか、? 」
「 ほんとうだよっ、? 」
「 …じゃあ、つきあって? 」
「 …うんっ、! 」
「 今頃、桃くんも付き合ってるかなぁ、」
「 たしかに、? 」
「 もし付き合ってたら記念日おなじだね 」
「 そーですね、( にこっ 」
なんだろこれ。
コメント
3件
ひいっ天才すぎるだいすき
良き〜!(泣っ)よかっったです✨️やっぱ両片思い可愛いな〜♥続き楽しみにしてます!