「 ボクのヴィランアカデミア . 」
ボクは 緑谷出久 いや、僕の名前は デク だ
これはボクの幼なじみ かっちゃん に付けられた名前。
ボクがなぜヴィランになった かって?
それは後で分かるよ。
ボォンッ 💥
出久 「…! 僕のノート、、!!」
勝己 「何このノートに書いてんだァ?出来損ないが…!!」
出久 「…ぼ、僕ヒーローになりたくて…ヒーローの事について、書いてて…」
勝己 「お前がヒーローだァ??できる訳ねェだろ。ふざけてんのかァ”??」
出久 「ひっ、ごめん、かっちゃん…」
(チャイム鳴🔔
勝己 「…ケッ。」
出久 「……」
〈外〉
いっつもこうだ… 昔は優しかったのに、
どうしてしまったんだよ…
出久 「…僕のヒーロー帳、投げるなよな…」
?? 「…デ、緑谷…さん、!!!」
出久 「君、だれ…?」
?? 「…俺、ぼ、僕の名前は…」
?? 「ダトだ…」
出久 「ダト…さん?僕に何の用が…」
ダト 「…今日から3日間、家から出ないでくれ。」
出久 「家から出ない…??」
ダト 「…そう、です。」
出久 「…分かりました。ありがとうございます」
〈出久がダトから離れて行く〉
ダト (これでいい。これでいいんだよな。)
〈出久 宅〉
出久 「3日間家から出るなって… 何があるんだ??」
出久 「まあ、出ないで見よう。」
〈1日目〉
出久 「…なんも無い。」
出久 「怖くて眠れなかったな… とりあえず1日目は何も起きなかったって事で、寝るか…」
出久 「まだ昼だけど…」
〈2日目〉
出久 「今日もなんも無い…?」
出久母 「いずく!!!!」
出久 「どうしたの?」
出久母 「爆豪くん、知らない??」
出久 「かっちゃん? 最近学校に行ってないから知らないよ?」
出久母 「そうなの…」
出久母 「分かったわ。ありがとう。」
出久(何かあったのかな。)
〈3日目〉
出久 「昨日は何があったんだろ。」
出久 「まあいいか、朝ご飯朝ご飯♪♪」
出久母 「…出久、大事な話があるの。きてもらっていい?」
出久 「…わ、わかった。」
出久(どうしたんだろ…、)
〈リビング〉
爆豪母 「あら緑谷くん、こんにちは」
出久 「あ、かっちゃんのお母さん!こんにちは!!」
爆豪母 「…」
出久母 「それで、その爆豪くんの事についてなんだけど…」
爆豪母 「大丈夫。ここから私が話すわ」
出久母 「わかった。」
爆豪母 「勝己の事についてなんだけど」
出久 「…はい。」
爆豪母 「昨日、帰る時にヴィランに会って亡くなってしまったの。」
出久 「…へ?」
爆豪母 「信じられないかもしれないけどね。ニュースにもなってるわ。」
出久 「……」
かっちゃんが…??かっちゃんが死んじゃったの…??
なんで… 僕が…僕が…学校休んだから…??
なんで…かっちゃん… たった一人の僕の幼なじみが…なんで…