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街に出て、辺りを見回す。

ゴミ捨て場にある残飯を食べるのも一つの手だが、もしやった事がバレたら町内会のおばはんにごった返しにされてしまう。


1度それで足を滑らせて階段を転げ落ちた事があり、あれからは手を出していない。

あまりの空腹に手が出そうになったが、またあれ程の痛い目にあうのだけは散々だったので退散をした。



日が昇り、街に人が歩き始める頃。

いつも人間は僕らに接近してくる。

撫でてくるおばあ、僕を見ながら黄色い声をあげる学生らしき女。時にはしっぽを掴んでくる赤ん坊もいる。

猫によってはそれをも楽しんでいるらしいが、どうやら僕はそれが苦手な様だ。

撫でられるのが心地よいとも思わないし、増してや尻尾を掴んでくるなんて本当に人間なのか疑ってしまう。

ご飯をくれるおじいやおばあは大好きだが、ご飯をくれないなら人間と関わる必要性が無いと感じてしまう。

こんな僕が生きていて良いのだろうかと、何度自分を責めた事だろう。

そんなことを思いふけながら、路地の真ん中を歩いていた。

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