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主人公 初兎くん
今日も独り
自分の部屋で蹲る
感じない筈の大気圧に負けそうになるから
重い体に羽を生やす為に
綺麗な色の錠剤を補給する
5日前の水で補給して、やっと体内に自分を呼べる
瓶を捻って
綺麗な錠剤両手に収まらないぐらい
眺めてみて
錠剤の海に溺れてみる
錠剤の海は
時々息が苦しくなる
胸の鼓動もはやくなる
息が足りなくなって
俺は生きを求める
ホントは死にたいのに
人間って馬鹿みたいだな
ホントは死にたいのに
人間の体温が恋しくなるなんて
ホントは死にたいのに
君に会いたくなるなんて。
nunu.