「君とタバコ」
夢×ローレンイロアス
𓏸𓏸には自分の名前を入れて呼んでください
🗝💸side
🗝💸「ふ~…」
今日もベランダでタバコを吸う
…お隣さんもタバコを吸っているようだった
昨日タバコが原因で彼女に振られ、もう女なんか作らないと思った
でも。それでも、お隣さんが気になる
いや、女と決まった訳じゃない…
と必死に自分を落ち着かせる
ベランダから少し身を乗り出して肺いっぱいに早朝6:30の空気を吸う
そして
🗝💸「あの~、お隣さんもタバコ吸ってるんですね、」
???「はい…」
🗝💸「…どの種類のやつっすか?」
???「えっと~…𓏸𓏸𓏸𓏸ってやつです」
???「昔から大好きなタバコなんです」
???「…でも…昨日、タバコが原因で彼氏に振られちゃって、」
ハイ確定女性~
声可愛いからその時点で、って感じしたけど
やっぱり女性だったか~
🗝💸「俺もっす、昨日タバコが原因で彼女に振られて、」
???「…笑 同じですね、笑」
その瞬間 きゅん と自分の胸が大きく鼓動するのが分かった、
俺、恋…してるのか?
お隣さん、ましてや顔も知らないヤニカス同士
昨日彼女に振られたばっかなのに、笑
やっぱ屑だわ、俺 笑
???「お名前って、」
🗝💸「俺、は ローレンイロアスっす」
???「ローレン、さん?」
🗝💸「はい!貴女は?」
𓏸𓏸「私は𓏸𓏸って言います」
🗝💸「𓏸𓏸…可愛い名前ですね、」
𓏸𓏸「笑 お世辞はいいですよ笑」
🗝💸「……あの!今、会ってみませんか」
𓏸𓏸「ドアの外に出て、ということですよね?」
🗝💸「はい…嫌であれば全然…」
𓏸𓏸「いえ、別に嫌ではないので…」
少し、いやめっちゃ緊張する
髪は?服は大丈夫だろうか
何度も鏡の前に立ち確認する
待たせては行けないと急いで外へと飛び出す
そこには艶やかな黒髪をなびかせてタバコを吸っている𓏸𓏸さんが居た
𓏸𓏸「…! あ、こんばんは笑」
𓏸𓏸「初めてですね お互いの顔見るの」
🗝💸「そうっ…すね」
𓏸𓏸「…笑 期待に添えない顔ですいません笑」
🗝💸「えッ!?寧ろ顔どタイプですケド」
言ってる途中で恥ずかしくなってしまった
情けない…
𓏸𓏸「…それなら良かった笑」
それから彼女とはたわいもない話を幾つも重ねた
年齢、出身、仕事…などなど
年齢は俺と同じ23で出身は関西らしい
仕事はキャバ嬢をしているらしく体を売る事も多いそうだ
その事を聞いた時、何故か興奮した
そういう性癖だったのか…という衝撃を受けつつも喋る
𓏸𓏸さんはお酒も持ってきてどうせなら宅飲みをしようと誘ってきた
少し迷った末、彼女のお願いの視線に耐えきれずしぶしぶ了解してしまった
彼女はストレス発散にゲームをしているらしいがゲームで叫んでしまうため近所からのクレームがたまに入るらしい
…まぁ確かに夜な夜な叫び声…というか悲鳴が聞こえることも度々あったわ…
と思い返す
防音室のある部屋に引っ越したいが面倒くささからまだ引っ越しを出来ないでいると
俺は大家さんに頼んで防音室を特別に作ってもらったが(別料金)
…一応配信者だし ということを説明すると快く快諾してくれた
分かっている大家さんだ
と、俺の話ではなく…
𓏸𓏸「だからぁ~どうすればいいのかなってえ」
随分酔いが回ってしまった彼女は赤く上気した頬を更に赤くしながら抗議する
なら俺の部屋のを使わせれば、なんて考えもよぎるが…
正直襲わない確証はない
どうすればいいものかと頭を抱えた
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