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「じゃ、説明するね!」
そう言って、神社の方を向いた三上が俺に話し始めた。
「この神社をまず手を繋いで三回回る。そして、参拝してまじないを唱える。ずっと一緒だよ!」
「それで?」
「私たちも実はやってたんだ! まじない!!」
「いつ?」
「子供のころ」
そう言われれば……
「でさー、瞬にも霊感がついてる可能性があるんだよね。私と繋がってるから! 大丈夫?」
「神社に行ったら会えると思ったのも、あれも?」
「そう」
三上は手招きして、俺を階段に座らせた。
「私は三日後、双子神神社の贄になっちゃうから。ま、お前はバカだからいらないってさ!」
「なんだよ! 急に!! ずっと一緒だろ! 俺たち!!!」
「…………じゃあさ、神様に勝ってよ」
え。
「神様に勝てたら、一緒にいてあげるよ!」
「わかった! 約束だぞ!! 三上!」
「うるさい!」
無数の手に気づいた時にはもう遅かった。三上の姿は、もう俺の隣から消えていた。
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