⚠注意喚起⚠
センシティブな表現。
nmmn,rbru要素。
長め、①②③合わせて約5千文字。
完全二次創作のため御本人様に一切関係はございません。
全てhsrb目線。
初夜のお話。
ここから先伏せ字なし↓
今日は久しぶりに2人揃っての休日。 小栁くんの家でのんびりと昼間を過ごしていた。
俺と小栁くんは付き合って半年の恋人だ。
半年付き合ってたらそりゃあもう色々事が進んでてもいいはずなんだけど……。
星導「あの〜、小栁くん?」
小栁「……。」
小栁くんはだんまりを決め込んだままスマホを眺め、俺と目すら合わせようとしない。今まで何度も2人で休日を過ごす日はあった。だが、先月家デートでキスをした日から、小栁くんは俺に対して冷たい態度をとるようになった。
小栁「風呂入ってくるから。」
そう言ってやはり俺の顔を見ないまま部屋を出ていってしまう。考えたくはないが……明らかに俺とそういう雰囲気になるのを避けている。なんなら、最近は任務で一緒になったときも、心なしか距離が遠い気がする。そんな受け入れたくない事実にため息をつき、ソファーに顔を埋めた。
星導「小栁くんはもう、俺のこと好きじゃないんですかね。」
散々考えたが、やはりそういうことなのだろう。
口からこぼれ落ちたのは、誰に聞かせるわけもなく独り言のつもりだった。
小栁「星導……。」
突然の声に顔を上げるとお風呂上がりの小栁くんが複雑そうな顔で立っていた。今の聞いてたんでしょうね。よくできた彼氏ならば、ここで気の利いたことをいうのだろうけど。
星導「もう……俺に飽きちゃいましたか?」
わざと困らせるような聞き方をするこういうところが、冷められた原因なんだろうなぁ。
小栁「星導、俺は……。」
自分から聞いたくせに答えを聞くのが怖くなった俺は、自身のカバンを手に取り立ち上がった。
星導「今日はもう帰りますね。」
小栁くんの言葉を遮り、部屋のドアへと歩みを進める。小栁くんの横を通り過ぎるとき、やっと……目があった。その目には涙の膜が張っており、唇もふるふると震えていた。
思いがけない反応に思わず足を止める。そんな顔するなんて予想外だ。まだ俺が好きみたいな……そんな顔。
星導「え?小栁くん、なんで……んむっ!?」
一瞬俺を睨んだかと思ったら、いきなり唇に噛み付いてきた。下唇にチクリと痛みが走るが今はそんなことどうでもいい。
小栁「お前、なに勝手に納得してんだよ。」
小栁「俺が星導に飽きるなんて……
そんなのあるわけ無いだろ!?」
唇を離した小栁くんは震える声でそう言った。
久しぶりのキスに少し喜んだのも束の間、目の前で涙を流しながら俺の服の裾を掴む小栁くんをなだめるためにソファーに座らせる。
星導「あの……本当にまだ俺のこと好きでいてくれてるんですか?」
落ち着きを取り戻したのを見計らって俺は問いかけた。
小栁「っ……!当たり前だろ。」
星導「じゃあ何でしばらく俺に冷たかったんですか?」
そう聞くとまた目をそらし口ごもる。
星導「寂しかったな〜。悲しかったな〜。」
少し拗ねた口調で言うと、小栁くんは少しためらった後、観念したように言ってくれた。
小栁「星導とキスした日から、その、次はヤルのかなって思ったらさ、まともに顔見れなくなるくらい恥ずかしくなって、それから……その……。」
……は?
そんなかわいらしい理由で俺はずっと冷たくされてたんですか?
今まで悩んでいたことが急に馬鹿らしくなってきて、無言のまま小栁くんを見つめる。
小栁「おい、なんか言えよ。」
星導「小栁くん。」
小栁「なに……。」
星導「今から、しませんか?」
咄嗟に出た言葉に自分でも驚く。
小栁「なっ!?このタイミングでそれ言うか!?」
星導「今しないでいつするんですか!じゃあ俺シャワー浴びてくるんで、寝室でいい子に待っててくださいね♡」
小栁「はあ?待てよ、おい!ほしるべ!!!」
なんて気分がいいんだろう。俺は晴れ晴れとした気持ちでシャワーを浴び、寝室へと向かった。
コメント
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照れてるとことか口調とかまんますぎてやばいです解像度高すぎです