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珍しスキルの「人外友好」

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珍しスキルの「人外友好」

2 - 第2話 俺は獣人に好かれます

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2025年11月23日

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俺は街を探すために歩き続ける。

……と言いたいところだが、どうやらそれどころじゃない。

さっきから、あの獣人たちがずっと話しかけてくる。

「俺はレオ!よろしくな!

なぁ〜どこ行くんだ?

よかったらさ!俺と一緒に暮らさないか〜?」

――どんだけ呑気なんだよ。

俺はため息をひとつつき、レオから少し距離を取ろうとする。

「えっと……ごめん、街を探してるんだ。人間がいる場所、知らない?」

するとレオはピタッと横に並び、嬉しそうに尻尾を振った。

「街なら案内するぞ!任せとけ‼︎」

「本当か!」

助かったと胸を撫で下ろしたのも束の間――

「その代わり、一緒に暮らす約束な!」

「してないだろ!?勝手に条件つけるな!」

「え〜いいじゃん〜。人間でこんなイイ匂いのやつ、初めて会ったんだぜ?」

レオがぐいっと顔を近づけてくる。

「近い近い近い!やめろ!」

顔を赤くして慌てて押し返す。

……このスキル、もしかして想像以上にヤバいんじゃないか?

「ほら、さっさと行こうぜ!」

レオが俺の腕を掴む。

その時、森の奥から低い声が響いた。

「……そいつは俺が先に見つけた」

振り向くと、黒い毛並みの──大きな狼獣人がゆっくり歩いてきた。

黄金の瞳が鋭く光り、レオを睨みつける。

「お前は下がれレオ。コイツは俺と来る」

「はぁ!?お前こそどけよ!湊は俺と──」

レオと黒狼が火花を散らす中、

俺はただ震えながら思った。

(……街への道のり、険しすぎじゃない?)

湊の人外に溺愛される生活は、始まったばかり――。

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