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珍しスキルの「人外友好」

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珍しスキルの「人外友好」

3 - 第3話 俺は不運に好かれます

♥

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2025年11月23日

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俺はレオに教えてもらった道を辿っていく。

……いや、正確には“レオと黒い狼獣人に囲まれながら引っぱられている”と言った方が正しい。

後ろでは、あいつらがずっと言い争っている。

「アイツは俺が最初に見つけた!だから俺のだ!」

「はぁ!?違ぇし!湊は俺と暮らす予定なんだからな!!」

した覚えなんて、微塵もないけど。

「とにかく、湊は俺のものだ」

「黙れ。湊は俺が守る」

レオが黒狼を睨み、黒狼もレオを睨む。

……はぁ。こんなスキル、聞いてない。

動物は可愛いと思ってたが、喋るとこんなにもめんどくさいのか…。

俺はため息を飲み込みながら一歩、また一歩と進む。

その度に、喧嘩の声が耳元に突き刺さる。

痺れを切らせて振り返り、俺は二人を睨んだ。

「なぁ……案内してくれるんだよな?ほんとに……」

その瞬間、レオの顔がパァッと明るくなる。

尻尾をブンブン振りながら近づいてきた。

「そうだった〜ごめんごめん!

もうすぐ着くぜっ!」

可愛いがテンション高すぎる。

すかさず黒狼が静かに歩み寄り、低く響く声を放つ。

「疲れたなら、俺がおぶってやろう。遠慮しなくていい」

優しい笑み。

レオとは違うタイプの破壊力だ。

……これ、言うまでもなくスキルのせいだよな?

俺は、果たしてこの世界で上手く生きていけるのか――。

その時だった。

「――おい、お前ら!止まれ!」

森の道の先、甲冑を着た兵士たちが現れ、

槍をこちらに向けてきた。

「その獣人たちと一緒とは……何者だ!」

やばい。

初対面から疑われてる。

レオと黒狼は俺の前に立ちはだかり、兵士たちを威嚇するように唸った。

(待て待て待て!!争いはダメだ!!)

俺の“珍しスキル”のせいで、街に着く前に大事件発生の予感――!?

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コメント

2

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動物に好かれるスキルとか私も欲しいものだよ、

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