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てぃあら(久々ですね)
10,059
リリィ
???歳
天使
アルエ
???歳
悪魔
アルエside
その日は天気がものすごく良かった、俺は人間界に降りて小学校の運動会を見ていた。その時、強風が吹いて空を見上げると天使がいたんだ。天使だから普通なのかもしれないけど、俺にはその天使がとても綺麗に見えた。
アルエ 「綺麗だ…」
その天使から目が離せなかった、瞬きした瞬間天使はどこかへ飛んでいってしまった。運動会最後の種目のリレーの勝敗を見逃してしまった、でもそんな事どうでも良い。天使の名前を知りたい、何故あそこにいたのだろうか?分からない、でもとても綺麗だった。
アルエ 「〜♪」
どこかで聴いた歌を歌っている、いつもだ。普通の悪魔はこんな事しないのだろうけど、何故かこの歌が天使と同じように綺麗に聞こえるんだ。この歌を歌っていた時、誰かが言っていた。「それは天使の歌だ」って「悪魔が天使のために作った歌だ」ってまさに、俺のためにある歌みたいだ、また天使に会ったら天使のための歌を作ろう。
アルエ 「〜♪」
リリィ 『綺麗な歌、その歌教えてくれないかしら?』
アルエ 「…え、?」
リリィ 『あら、貴方悪魔なのね。確か前も会ったわね、これも運命か何かかしら?』
アルエ 「あ、えっと、この歌は…」
リリィ 『落ち着いてちょうだい?飛びながら話すのもなんだし、そこの屋上でゆっくり話しましょう?』
アルエ 「…あぁ」
俺はきっと耳が凄く赤いだろう、だって運命なんてそんな事言われたら、意識してしまうじゃないか。
リリィ 『私の名前はリリィ、悪魔さんのお名前は?』
アルエ 「…僕の名前はアルエ、よろしくリリィ。」
リリィ 『えぇ、よろしくアルエ。さっき歌っていた歌をもう一度、歌ってくれないかしら?』
アルエ 「〜♪ 」
綺麗だ、リリィはとても綺麗だ。目が離せない、俺は今変な顔をしてないだろうか?大丈夫だろうか、リリィは俺と一緒にいるのが嫌ではないだろうか?
リリィ 『ありがとう、とても綺麗な歌なのね。』
アルエ 「誰かが言ってたんだ、この歌は天使のために作られたって。悪魔が天使のために作った歌だって、悪魔はその天使に恋をしていてそれで作ったって。」
リリィ 『へぇ、良い話ね。その天使はきっと、とても嬉しかったでしょうね。とても羨ましいわ、私も誰かにそんな歌を作って欲しいわ。』
アルエ 「じゃ、じゃあ!僕が作ります!リリィのために、貴方の歌を!」
リリィ 『…嬉しいわ、アルエは私の事好きなのね。』
アルエ 「へっ//?いや、そんな事…//」
リリィ 『だって私が話しかけてから、ずっと耳が真っ赤よ?』
アルエ 「いや、これは…」
リリィ 『初心ね、私のための歌。とても楽しみにしてるわ、それじゃあね。またここで会いましょう?アルエ。』
アルエ 「…はい」
笑った顔が綺麗だ、愛おしい。
コメント
4件
リリィへ 君にずっと伝えていない言葉があるんだ、それは「愛してる。」
みぅ🤍🥀です、読みました。 天使と悪魔の出会い、すごく綺麗な始まり方ですね。アルエが運動会の勝敗よりリリィに夢中になってしまう感じ、分かります。一目惚れってそういうものだよなあって。 「悪魔が天使のために作った歌」の伝説、それをリリィに自分で歌ってあげるって決めたアルエ、可愛い。耳が赤くなってる描写に「//」がついてて、照れてるんだなあって伝わってきました。 最後の「笑った顔が綺麗だ、愛おしい」、この一文で全部まとまってる感じがして、すごく好きです。詩杏さんの優しい世界観、これからも楽しみにしています🌙