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第10話『ぴよぴよ星(旧・ドイツ南部)』
ドイツ南部・ゾルデンブルク。かつては重工業、厳格な憲章、国際軍事合同演習の本拠地。
だが、地名バトルロワイヤルで日本の保育園連合チームに敗れ、
地図から「ゾルデンブルク」の名が消えた。
かわりに刻まれたのは——
「ぴよぴよ星」。
敗因は、「だるまさんがころんだ」でヒヨコの歌に耐えきれず爆笑したこと。
敗北を受け、国民は怒った。だが3日後、全員がこう言った。
「……なら、最強のヒヨコになればいい。」
■登場人物(見た目とキャラ)
●グレゴール・ヒヨーゲル(48)
元軍人。金属バットをチキンスティックに改造、軍服の上にヒヨコパーカーを着ている。顔は真剣。
「ぴよぴよとは、統制の美学だ。」
●クラウディア・フワント(30)
元軍医。白衣の上にフリフリの黄色いチュチュ、頭にはぴよ耳付き看護帽。
「治療ですか?まず“ぴよぴよの歌”を歌ってくださいね♡」
●カール・ズンドルフ(26)
元科学者。ゴーグル付きぴよスーツ、背中にプロペラ羽。喋るたびに「ぴよ」で終わる。
「量子加速ぴよ。ぴよは素粒子ぴよ。」
●ミルヒ・オオカミネ(16)
アイドル養成所出身。ヒヨコ型バルーン衣装、手にはタンバリン。語尾は「ピィ!」
「ピィ☆ぴよぴよレボリューション、開幕ピィ!」
●ケプラー伍長(年齢不詳)
戦場の亡霊(自称)。真っ黒のヒヨコスーツ、両目からレーザー風ライトが出る。
「……俺がぴよった時、戦争は終わる。」
対戦相手:「シリアス王国(旧・イタリア北部)」
— 感情もノリもなく、基本的に「意味のあること」しか認めない。
🎯競技:
『ひよこ突撃!リアル“だるまさんがころんだ”』
巨大ヒヨコ像が“だるまさんがころんだ”の掛け声を歌いながら旋回
ステージ上でヒヨコらしさを出しながら接近し、抱きしめられたら勝利
笑ったら減点、可愛すぎても減点(観客が笑ったらアウト)
●本番スタート!
開始早々、ミルヒがぴょんぴょん跳ねながら「ぴよぴよダンス」を披露。
→ 巨大ヒヨコ像に目をつけられ、動きが止まった瞬間に滑って転ぶ → 観客爆笑 →減点。
クラウディアは注射器型ピヨ音ガンで相手に打ち込みながら進む。
→ 効果音「ピュルルル〜」がかわいすぎて司会が笑う → 減点。
ケプラー伍長は無言で直立歩行、ただしステップが「ヒヨコの行進風」。
→ 真顔すぎて逆にポイント加算。
カールはスピード重視で飛ぶが、背中のプロペラが作動しすぎてステージから浮上 → 退場判定(物理)。
最後にグレゴールが登場。
軍用スローで一歩一歩、口ずさむのは「ヒヨコのうた(軍歌Ver)」
「ぴよ……ぴよ……我らは進軍……ぴよ……」
→ 巨大ヒヨコ像、震える。
→ 審査員:「これぞヒヨコの威厳」→ 勝利判定!
最終結果:
ぴよぴよ星:判定勝ち(“ノリと戦略の融合”が高評価)
シリアス王国:2名が「バカらしい」と言って途中棄権
グレゴールがステージ上で敬礼。
「ぴよぴよは、降参ではない。これは、覚悟だ。」
観客:「ピヨオオオオオオ!!!!」
ミルヒ:「次は世界を、ぴよで征服ピィ!」
✅次回予告タイトル:
第11話『ハムハムバーガー市(旧・ハンブルク)』
→ ハンバーグの聖地、まさかのリネーム! 肉とバンズで繰り広げられる“挟み合いバトル”!
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