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また、夢を見た。
「ごめんなさい!!ごめッなさい!!」
あぁ、この声知ってる何度も聞いてる。
自分の声だ。そうだ、彼奴に殴iられてる時にいつも言ってたっけ
「お前のせいだ!」
「生まれて来なければ…!!」
「消iえiろ…!」
何度も言われた言葉、そうだね私なんか…
生まれなくても良かったよね。
彩華「…ッ!!…ハァハァッ……最悪な夢だ……」
妖狐「また見たのか…?」
彩華「…!妖狐…まあね…笑」
六子「お前油断したろ?」
彩華「うっさい、自分が一番わかってるわ……」
妖狐「さっさと支度せねば遅れるぞ」
彩華「あ!そうだね!急がなきゃ…!!」
六子「彼奴、やっぱ父親の呪いには解かれてないな」
妖狐「そりゃそうじゃ…忘れてはないじゃろ?」
六子「当たり前だ、忘れる訳がねぇ…あんな酷く怯えてたんだからよ」
妖狐「…まだ無理があるんじゃ」
彩華「支度終わったよ!!早く行こ!!」
六子「へいへい…笑」
妖狐「…笑転ぶでないぞ!笑」
彩華「子供扱いしないで下さーい!ほら!行くよ!」
武装探偵事務所
彩華「おはようございま〜す」
国木田「あ、彩華さんおはようございます」
太宰「おはよう!彩華ちゃん!傷はもう大丈夫なのかい?」
彩華「うん、もう大丈夫!」ニコ
乱歩「おはよう諸君!!」
敦「おはようございます!!」
与謝野「おはよ〜」
次々とみんなが集まってくる。
そして、皆それぞれ仕事へ。
乱歩「彩華〜今から事件解決しに行くんだけど一緒に来てくれなーい?」
彩華「いいよ!ちょうど資料全部終わらした所だから!」
乱歩「やったー!じゃあ行こ!」ニコ
彩華「うん!」ニコ
ほんと、乱歩くんは可愛いな笑
彩華「ここが事件場?」
乱歩「そーだよ!自〇だってさ…」
彩華「…!そっか…」
乱歩「まぁでも、本当に自〇なのか確かめなくちゃね!」ニコ
彩華「…笑うん!」
箕浦「よぉ名探偵」
乱歩「箕浦さんじゃないかぁ!」
箕浦「ーーー」
乱歩「ーーーー!笑」
彩華「…?」
乱歩くんの知り合いかな?
この人は警察の人か
箕浦「…?その隣に居る人は誰だ」
乱歩「あぁ!僕の幼なじみの彩華だよ!僕の助手でもあるよ!」
彩華「花峰彩華です!よろしくお願いします!」
箕浦「そうか、俺は刑事の箕浦だ宜しく。それじゃ、本題に入るぞ」
乱歩「さぁてやりますかぁ〜!」
彩華「…」
周りに警戒しなきゃな…
六子「おい、誰かに見られてるぞ」(コソ
彩華「…!?び、びっくりさせないでよ!(コソ)もう…!…って誰かに見られてるって?」(コソ)
妖狐「確かに見られておったぞ」
彩華「妖狐…!」(コソ
妖狐「妾が見てきた、彼奴、普通では無いぞ」
彩華「ふーん……」
乱歩「…?彩華ー!事件解決するから来てー!」
彩華「はーい!」
彩華「被害者は…女性…ん?指輪の後…?」
箕浦「どうやら婚約者だったそうだ、あの男とな」
男「うぅッ泣どうして彼女がッ…」
彩華「…良ければこれどうぞ」ニコ(ハンカチを渡す
男「あ、ありがとうございますッ…泣」
『プルプルプル』
彩華「…?」
男「あ、すみません…僕です……仕事からだ、失礼」
『ピッピッピ』
男「もしもし──」
乱歩「……」
乱歩「……これは自〇に見せかけた殺〇だ、後ろから動脈を切られたんだ、左手でね」
彩華「…返り血を浴びない為に…って事ね」
乱歩「流石僕の助手!その通り!」
彩華「左手って事は犯人は左きき?」
乱歩「そーだね!随分と綺麗に切れてるしね」
乱歩「さて、そろそろやるかぁ」
彩華「…」
乱歩くんの異能力…
乱歩「異能力『超推理』」
彩華「…犯人は分かったの?」
乱歩「もちろん犯人は──」
「君だよ、夫さん」
男「…は?笑ぼ、僕が?!笑何言ってんだよお前!笑僕は彼女を愛して──」
乱歩「ふーん、それにしては言い争いをしてたみたいだけど…肩を力強く掴んで首の動脈を切って、殺〇した。そうでしょ?それに君は左利きみたいだし、手首には跡が付いてるね〜?もしかして──彼女が力強く掴んだんじゃない?」ニコ
男「ッッックソ…俺は悪くない!彼奴が…笑俺を騙したから!!笑」
彩華「…刑事さん」
箕浦「あぁ──、殺〇容疑で逮捕する」
そして、彼は逮捕され警察に連れて行かれた。
箕浦「今回もお手柄だったな名探偵笑」
乱歩「とーぜんだよ!まぁでも、今回も簡単だったけどね!笑」
箕浦「次回も期待してるぞ笑じゃあな」
乱歩「ばいばーい!」
────
乱歩「さて!僕達も帰ろっか!」
彩華「そうだね!笑」
乱歩「あ!帰りに駄菓子屋寄ろうよ!」ニコ
彩華「お!良いね!駄菓子屋行こっか!」ニコ
────
おばちゃん「いらっしゃ〜い」
彩華「こんにちわ〜」
乱歩「お菓子お菓子!♪」
彩華「ふふ笑私も買おっかな…!」
子供「ままー!みて!おかし食べたい!」
母「えぇ〜?笑しょうがないわね笑」
子供「これください!!」
おばちゃん「はいよ笑──はいどうぞ!笑」
子供「わーい!!まま!かえったらいっしょにたべよ!」ニコ(手を繋ぐ
母「えぇ、一緒に食べましょ笑」(手を繋ぐ
彩華「……お母さんか…(ボソッ」
良いな…手…繋いでるの羨ましいな…あの子何事もなく幸せになって欲しいな
乱歩「…」
──お菓子を買い、駄菓子屋から出て探偵事務所に向かう。
乱歩「いや〜今日も簡単な事件だったな〜!」
彩華「ほんと凄いよね乱歩くん!笑」
乱歩「何が〜?」
彩華「なんでも解決しちゃうんだもの、本当に凄い笑」
乱歩「…やっぱ彩華に褒められるの好きだな〜」
彩華「…え?」
乱歩「ねぇ彩華…手、繋ご?」(手を差し出す
彩華「…!乱歩、くん……ッうん/////笑」ニコ(手を重ねる
乱歩「ッ/////」
彩華「…ねぇ、どうして手繋ごうと思ったの?」
乱歩「さっき、駄菓子屋に居た親子の事羨ましそうに見てたから…」
彩華「…!そっか…笑」
乱歩「な、なに?//」
彩華「いや…笑ただ昔の事もこんな事あったなって…笑」
────
彩華「江戸川くん待ってよ…!!ハァハァ…」
乱歩「ほらほらー!早くしないと置いてくよー!笑」
彩華「もぉー…!って…ん?」
子供「うわぁん!おかあさんどこぉ!!泣」
彩華「…ねぇ君、どうしたの?」
子供の目線に合わせて座る
子供「あのね…おかあさんとはぐれちゃったの…泣」
彩華「そっか、じゃあ一緒に探そ」ニコ
子供「うん!!」
乱歩「ねぇ何してるの!?って…もしかして迷子?」
彩華「そうみたい、お母さんとはぐれたんだって…」
乱歩「ふーん…しょーがない、僕も一緒に探すよ…!」
彩華「…!ありがとう江戸川くん…!」ニコ
子供「…うぅ…おかあさん…泣」
彩華「大丈夫、きっと見つかるよ」((なでなで
子供「うん…泣」
母「…あ!どこ行ってたのよ!!泣」
子供「おかあさん!!泣」
彩華「…良かった笑」
母「もぉ!心配したんだから…泣笑」((頭を撫でる
子供「ごめんなさぁい…泣」
母「あの、ありがとうございました!」
彩華「いえ、無事に見つけられて良かったです」ニコ
母「本当にありがとうございます!…じゃあ帰ろっか」ニコ
子供「うん!おねえちゃん!おにいちゃん!ありがと!!」ニコ
彩華「いいよ笑お母さん見つかってよかったね!」ニコ
子供「うん!おかあさんかえろ!」
母「えぇ笑」((手を繋ぐ
乱歩「ほんと、彩華ってお人好しだね〜」
彩華「そう?ただ助けただけよ…」
親から頭を撫でてもらうのってどんな感じなのかな…それに手を繋ぐ事も
乱歩「…彩華は偉いね!よしよし!」((頭を撫でる
彩華「ッ!?////ちょッな、何!?/////」
乱歩「偉い偉い!笑」((なでなで
彩華「いきなり何するのよ…ッ/////」
乱歩「だってー!さっきの親子の事羨ましかったんでしょ?!だから、頭を撫でてあげたの!」ニコ
彩華「…!…笑ほんと、江戸川くんって私の願いを叶えてくれるよね…笑」
乱歩「僕は世界一の名探偵だからね!ほら!帰ろ!」ニコ((手を繋ぐ
彩華「…!うん笑」
────
彩華「ふふ笑」
乱歩「そんなに笑う事〜?」
彩華「別に笑昔と変わらないなって…笑」
乱歩「そぉー?ま、確かにこの距離は変わらないね」
彩華「…?」
乱歩「でも、変わるよ」ニコ
彩華「何の話?」
乱歩「さぁね!何時か分かるよ!」ニコ
彩華「何それ笑秘密ってこと〜?笑」
乱歩「何時か必ず教えるよ」
その時彼の目がうっすらと開いた。
翡翠色の綺麗な瞳が──
彩華「…/////ッ忘れないでよね?//」
乱歩「忘れないよ!絶対忘れない!」ニコ
彩華「そっか笑よし!戻ったら仕事頑張るぞー!」
乱歩「頑張れ〜笑」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝