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塩レモン 病み系
1話はただただひどいです
塩「」
吉『』
⚠️いじめ、虐待表現あり
start
昔、よく遊んでいた男の子がいた
その子の名前は塩﨑太智
親同士も仲が良く、お互いの家に遊びに行くこともあったほどだ
その中で俺と太智はずば抜けて仲が良かった
俺は元々あまり友達がいない方だったから
親はすごく喜んでいた
その時が1番幸せだったかもしれない
でもある日
太智の家族が引っ越すことになったのだ
俺たちが知ったのは引っ越した後、手紙が届いたからだった
「吉田家の皆様へ
勝手に何も言わず引っ越してごめんなさい。
言わなかったのは太智の希望なの
理由は私にもわからない。
急にお父さんの転勤が決まってね、遠くに引っ越さなければいけなくなってしまったの。
太智は深く悲しんでいたわ、
仁人くんとずっと一緒にいるって約束をしたらしくて、約束破っちゃうって言ってた。
たぶん、その罪の意識が強かったのよね、
仁人くん、太智との約束、どうか忘れないであげてね。
塩﨑母より」
そう、それは俺たちが仲良くなってから1年ぐらい経った日のことだ
「ねぇ、仁ちゃん」
『ん?』
「僕たちさ、これからもずっと一緒だよね!」
『、!うん!ずっと一緒!』
「じゃあ、約束!」
『うん!約束!』
その日は2人で手を繋ぎながら帰った
俺たち家族はそこから変わってしまった
親は仕事がうまくいかず、溜まったストレスを俺で発散するようになった
毎日毎日殴られ、蹴られ、1番ひどかった時はタバコをつけられ火傷を負ったこともある
家事は全部俺がやる
うまくできていなかった時はまた殴られる
毎日それの繰り返しだった
これだけならまだよかった
俺は学校でもいじめを受けていた
学校では物を隠されたり壊されたりする程度だったけど
小さかったからだろう、それらに耐えられるわけがなかった
唯一の支えだったのが太智だ
太智にいつか会えるかもしれないという思いだけが
俺を現実から救ってくれた
それから月日がたち、俺は高校生になった
家庭環境はそのまま、俺の精神も日に日に弱っていった
高校ではいじめもなく、親友もできた
いつしか学校が楽しみになった
でもそれは長くは続かなかった
転校生がきた
その転校生は昔俺をいじめていたやつだった
そこからいじめが再発した
俺は親友がいてくれたらいいと思っていた
だけど
親友は俺を裏切った
噂によると俺と仲良くしていると標的にされるらしい
みんなそれを恐れてどんどん味方はいなくなっていった
俺はもう限界だった
ある日、いつも通り校舎裏に呼び出され
殴られ、蹴られ、
満足すれば放置される
フラフラしながら立ち上がり
暗い夜道を彷徨う
ふと思った
『俺はなんのために生きていたんだっけ、?』
帰り道に1つの大きな橋がある
そこに立ち
『もう、終わらせよう、』
橋から飛び降りようとした
その時
?[危ない!!]
『え、?』
続く
コメント
1件
うわ…1話めちゃくちゃ重い…(´;ω;`) 仁人が太智くんとの約束だけを支えに生きてきたのに、家庭でも学校でも全部壊れていく感じ、胸がぎゅってなった。 しかも助けに入ったあの声、まさか…太智くん…?続き気になりすぎる。 このぐちゃぐちゃな感情、ちゃんと描けるのすごいよ…