/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
氷織「ｯ……」
kyo「……」
氷織「(やばいやばいやばいやばいｯｯ…これ多分西洋の怪異だｯ…」
氷織「(どうするｯ?先に唯月先生をｯ…いやｯ!間に合わないｯｯ!!!」
kyo「……お前…ほんまに怖い物知らずではなさそうやな…ｼﾞﾄｯ…」
kyo「今ここで俺と戦ったら死ぬって思ってるんやろ?」
kyo「それは賢い判断や」
氷織「……何が言いたいんですかｯ…褒めたってポッキーしか出てきませんよｯ…」
kyo「お前やって分かってるはずや、たとえお前が御三家の人間やったとしても…ﾊﾞｷｯ!」
kyo「俺は優しいからなぁ…」
kyo「今ここで直ぐ様に森を出るんやったらネズミが入ったってことにしといたるわ…ｼﾞﾄｯ…」
氷織「食い下がりやがれってことですかｯ?嫌に決まってんでしょｯ…」
氷織「こっちだってそんな生ぬるくここに来たんじゃないんですｯｯ!!!!」
氷織「大事な先生のご友人を見つけるためにｯｯｯ!」
kyo「あっそ…ほな死んでええよﾊﾞｻｯ!」
kyo「”ルシファーの罰”ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ!」
氷織「ｯｯ!!!(まずいｯ！」
氷織「”氷華乱ｯｯ!!!”ﾊﾟｷﾝｯ!」
kyo「へぇ…随分と上手いこと出来た防御やなぁ…」
kyo「せやけど…ｸﾞｸﾞｯ…」
氷織「なｯ…!ﾋﾟｷｯ…」
kyo「やっぱりな…お前はまだ完全な防御やない」
kyo「見習いよりちょいと上なくらいやな」
氷織「(このままやと押し切られるｯ…!」
kyo「おらぁ゙!ﾌﾞﾝｯ!」
氷織「ｶﾊｯ!?」
唯月「氷織ちゃんｯｯｯ!!!!」
氷織「下がっててｯ…くださいｯ…!!」
氷織「これはｯ…!私の仕事ですｯ!」
氷織「早く山を降りて先程渡した電話番号に電話してくださいｯｯ!」
唯月「でもｯｯｯ…!」
唯月「ﾋﾞｸｯ!」
唯月「絶対生きててよねｯｯｯ!!!!ﾀｯﾀｯ!」
氷織「はいｯ…!」
氷織「ﾊﾟﾘﾝｯ!ｸﾙｯ…ｽﾀｯ…」
kyo「ﾁｯ…」
氷織「これでｯ…一対一ですｯ…」
kyo「なんで…他人のことやのに守ろうとできるん?」
kyo「お前には一ミリも関係ないことやんか」
氷織「そうｯ…ですね…」
氷織「私には一ミリも関係ないｯ…だけどｯｯ!!!」
氷織「私はただｯ!」
氷織「私が生きられない分ｯ…」
氷織「誰かを救いたいだけなんですｯ…」
氷織「先祖が残したこの呪をｯ…」
氷織「分かっちゃくれないでしょうｯ…ｷﾞｭｯ…」
氷織「でも生きたいってｯｯ…思う人には分かるｯ…」
氷織「きっとｯ…貴方が殺してきた人たちは少なくとも最後そう願ったと思いますよｯ…」
氷織「だからｯｯ!!ﾊﾟｷｯ…」
kyo「？！((なんやこの異様な神力はｯ!!」
氷織「悪人に情をかけろとは言いませんｯｯ!!」
kyo「！！」
＿＿『クズに情をかけろとは言わない…』
氷織「私だって死ねばいいと思うｯｯ!!!」
＿＿「でもねきょーさん…」
氷織「でもｯｯ…罪のない人達の命を奪う行為はｯｯｯ!!!」
その時
俺には一瞬”アイツ”と重なった気がした
＿＿「……へぇ…いいこと言うじゃんw」
＿＿「しゃあなし…」
＿＿「ちょっとだけ助けたげるよ…ﾌﾜ」
kyo「なんやｯ?!」
氷織「窓ガラスがｯ…」
＿＿「こっちだよ…wｸﾞｲｯ…」
氷織「わｯ!」
＿＿「ﾁﾗ…」
kyo「……ぁ゙ｯ…(呆然」
＿＿「ごめんね…きょーさん…」
氷織「はぁ゙…はぁ゙…」
氷織「あｯ、ありがとうございますｯ…」
＿＿「いえいえ~、随分息切れしてるね~w」
氷織「えｯ、えっとｯ…名前を教えてもらってもｯ?」
＿＿「ん?あぁ、名前ね」
氷織「えｯ…じゃあｯ…」
鷹居未津と名乗る女性は
写真で見るよりも美しく綺麗で
星が光る夜空の下ではまさに舞い降りた天女のようだ
未津「ん~…そーだねぇ…何から説明しようか…」
氷織「まｯ、まずｯ…貴方生きてるんですかｯ…?」
未津「……」
未津「あはwまずはそっからだよね…w」
未津「じゃあ氷織ちゃんは…私が生きてるように見える?」
氷織「ｯ…だってｯ…」
氷織「眼の前で喋ってるし…」
未津「じゃあ氷織ちゃんもう言葉喋ってたら皆人間じゃんw」
氷織「たｯ、確かに…(汗)」
未津「まあでも…こうした方が早いか…ｽｯ…」
氷織「へｯ…?」
氷織「(冷たい…?人の温度よりもずっと…」
未津「今私の手冷たいって思ったでしょ?w」
氷織「じゃあｯ…」
未津「ぁあ!きょーさんに殺されてないよ?」
氷織「はｯ?」
未津「ん~…なんて言ったらいいんだろ…」
未津「つまり私は”魂を擬人化した本体”」
未津「魂が消えちゃったら元も子もないでしょ?w」
氷織「なんで笑ってｯ…」
氷織「てことは生身の体はｯ…」
未津「もちろん、まだあるはずだよ」
未津「でも場所は知らない…ｸﾙ」
氷織「でもｯ…そんな簡単に魂を取ることができるなんてｯ…」
氷織「怪異くらいしかｯ…」
未津「……氷織ちゃんは…」
未津「”神巫”って知ってる?」
氷織「……大昔ｯ…国全土に群がる妖怪たちを収めるためにある一族を神の生贄にしてたって聞いたことがありますｯ…」
氷織「その一族は生まれて女の子を生贄としｯ…”神の間”に落とされていたと聞きましたｯ…」
未津「ピンポーン!」
未津「大正解w」
氷織「だけどｯ!神巫の居場所は御三家以外知らないはずｯ…」
未津「……誰かが勘づいたんじゃないかな?」
未津「自分で言うのも何だけど、神巫は凄くきれいな翡翠目を持つって言われてたし」
未津「それに…ここ何千年以上の間それが行われなかったのは、私のご先祖様に当たる人が…」
＿＿「師匠ｯｯｯ!!!お願いだからｯ…!」
＿＿「……百花繚乱ｯ…ﾌﾞｵﾝ!」
＿＿「これはｯ…!!」
＿＿「世界が少しの間だけでもｯ…幸せでありますようにｯ…」
＿＿「そしてｯ…私の遠い子孫たちへｯ…」
＿＿「どうかｯ…争いが今後二度と起きないようにｯ…お願いねｯ…ﾂｰ…」
＿＿「よせｯ!!やめるんだｯｯ!!」
未津「”神の力の継承者”だったことから、彼女が子々孫々に渡って妖達にもバレないように呪いを掛けてくださったんだって」
未津「まあ…ずーっと何千年前の話になっちゃうけどね」
未津「哀れで…可哀想なご先祖様…ﾎﾞｿ」
氷織「でもｯ…もし未津さんを生贄にしたとしてｯ…あの人達に何のメリットがｯ?」
未津「……それは分からない…」
未津「でも…一つだけわかるのは…」
氷織「いｯ、一週間ｯ?!」
未津「だからさぁ…氷織ちゃん…」
未津「私の”身体”探すの手伝って☆」
未津「それに!魂も無かったら元も子もないでしょ?ﾆｺ」
氷織「ぇ゙~…」
☆共同作戦!行く場所は妖怪の都＿＿＿!
次回⇛妖 怪 の 都
NEXT⇛♡900
コメント
76件
ひ ひ ひ ひ ヒ ス イ 様 ! ? ( ᐛ ) ↑ 動 揺 し す ぎ
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ