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みなさん你好、パオズです。今回は第6話です。ご覧いただく際には、以下のことにご注意下さい。
⚠️人名呼び
⚠️味音痴ほぼ不在
⚠️赤面描写あり
アルフレッド「はぁぁ〜…」
アルフレッド(やっっちまったぁあ〜ッ)
そう俺は心の中で悶える。なぜなら、現片思い中の相手とシてしまったからだ。その…一般的に知られているキスの先を。誘ってきたのは彼だが、それに乗った俺も悪い。ラインを越えてはいけないってわかっていたのに。「彼にはどう謝ろう…」。そう考えたら憂鬱で仕方がない。しかも、会議はもうすぐだ。なんでこういう時に限って世界って忙しいんだろうね。
アルフレッド「よし、今日は世界会議を始めるんだぞ!今日の議題は各国の自然環境についてだ!」
菊「恐れ入ります、1つ質問を申し上げてよろしいでしょうか?」
アルフレッド「よし菊、発言を許可する!」
菊「自然環境、といいますと…観光スポットも含まれますか?」
アルフレッド「うーん、そうだな!観光スポットもフォーカスして考えよう。菊、君のとこはYakusima❏が有名だもんな!」
❏Yakusima(屋久島)
屋久島(やくしま)は鹿児島県にある、世界自然遺産に登録された日本の島です。樹齢1000年を超える縄文杉や、木々が生い茂る原生林、清流、温泉、美しい海岸線など、変化に富んだ自然が魅力です。(AIアプリ「Gemini」より引用)
菊「そうですね、屋久島は世界も注目する独自の自然環境と言えるでしょう。お答えいただきありがとうございました。」
アルフレッド「うん!じゃあプリント配るから記入よろしくなんだぞ!」
パラッ、パラ…(紙の音)
アルフレッド「はぁ〜…」
今日の会議はなんだかスムーズに行きそうだ…。なぜか。それは、フランシスとアーサーが口論していないからである。フランシスはフェリシアーノとかと話してて、アーサーは俯いている。フランシスが何を話しているのかは知らないが、アーサーを1人にしないでほしい。本人が放っておいてほしいなら別だけど。でも正直2人が話してほしくない気持ちもある。フランシス相手に嫉妬するなんてな…。アーサーは寂しそうにしている、というより何か思い詰めている様子だ。もしかして昨日のことかな… 色んな気持ちが混在するのに耐えられなくなって、俺は気がついたら歩き出していた。自分の席に戻ろう。フランシス、アーサー、その次の席は俺の席だ。
アルフレッド「プリント…あった」
アーサー(そういえば記入してねぇ場所が…)
ッ…(手と手が触れる)
アルフレッド「ご、ごめん!」
アーサー「あ、あぁ…」
2人「…」
フランシス「え、どしたのお二人さん笑」
2人「なんでもない!/なんでもないんだぞ!」
フランシス「えそんな強く否定する…?」
フランシス(にしても、なんであの2人あんな気まずそうなんだろ…もしかして何かあったのかな!?あとでアル脅して問い詰めよ〜♡ )
菊「あの、さらっと怖いこと考えてそうですが あの2人何があったのでしょうか?」
フランシス「きゃ〜思考読まれてる〜♡(棒読み) うーんアルが告白したとかじゃない?」
菊「いや、一昨日の事を考慮すると…アーサーさん、バーでものすごく酔っていらっしゃいましたよね。アルフレッドさんもほろ酔いでした。」
菊「そして、アーサーさんはアルフレッドさんのお家に泊めてもらったらしいんです。もしかしたら、起こったのは告白のその先…かもしれません。」
フランシス(えぇえ洞察力えぐぅ〜…さすが、オタクの鏡ね菊ちゃん!)
フランシス「そうかそうかぁ…そんなことがねぇ…ニヨニヨ」
菊「そうなんですぅ〜…」
フェリシアーノ「2人とも何話してるの〜?」
フランシス「ん?オトナな話♡」
フェリシアーノ「オトナ…?」
フランシス「エッチな話だよ…♡(囁き」
フェリシアーノ「えっ…!?///」
菊「あのお二人のことです…」
フェリシアーノ「ほんとに何があったの…?」
一 かくかくしかじか…
フェリシアーノ「え〜、そうなんだぁ…」
菊「これはまだ推測ですがね」
フェリシアーノ「でもきっかけがない限りずっと気まずいままじゃない?」
菊「どうしたものですかね…」
フランシス「そういえば、この辺新しいショッピングモールができるんだっけ 今週はここで会議するからずっとこの辺のホテルで泊まりっきりでいいはず…だからちょうどいい機会じゃない?会議がない日とか」
フェリシアーノ「なるほどお!フランシス兄ちゃん天才!」
フランシス「でしょぉ〜?」
菊「では解散した後3人で観光スケジュールを組みましょう!あのお2人を中心に、私達も観光という名の尾行をするための。」
フランシス「おっけ〜じゃあ下の階のカフェに集合ね〜!」
フェリシアーノ「りょーかい!」
アルフレッド(あの3人…また何か企んでるな…?)
まるで女子中学生のような待ち合わせをする彼らを見たら、そんな嫌な予感がする。彼らは俺の恋愛のサポートをしてくれているっていう認識であってるんだよな…?でも、なによりもまず気がかりなのはアーサーにどう謝るかだ。怒ってるかな…
フランシス「さぁ〜て、どうするか…」
フェリシアーノ「そういえば、アーサー気になってる映画あるらしいよ?」
フランシス「そうかぁ…あ、そしたら俺招待状送ろうかな?ショッピングモールのオープニングセレモニーの ここマルセイユ(フランスの都市)だしね」
菊「フランスの化身の特権ですね」
フランシス「そ〜そ!」
フェリシアーノ「あ!このショッピングのさ、隣の店すごいおしゃれじゃない?中世ヨーロッパって感じ!」
菊「これはすごい…」
フランシス「うわ〜俺好みぃ〜」
フェリシアーノ「でしょでしょ!ここでお昼ご飯食べよーよ!」
菊「そうしましょう。」
フランシス「さんせ〜い!」
フランシス「てかぁ、事前にアーサーにアルはあなたのこと好きですーって伝えた方がよくない?そしたら心の準備もできるじゃん」
フェリシアーノ「んー、でも告白される時のあのドキドキ感?というかsurprise!って感じがなくなっちゃうと思うけどなぁ」
フランシス「確かにそうだね…んじゃボツ!」
ーそれからおよそ1時間…
フェリシアーノ「よぉ〜し最高の予定が組めたね!」
菊「後半ほぼご飯のことについてお話していましたけどね…」
フランシス「まぁ、今週の水曜日に乞うご期待!だね!」
フェリシアーノ・菊「だね!/ですね!」
以上です。本当はもっと続けたかったのですが、長くなってしまうのでまた次回へ区切ろうと思います。あと誠にありがたいことにいいねが200突破しました!こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。いいね、感想コメントお待ちしております。それではみなさん再见(ザイチェン)、パオズでした。