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りんご
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りんご
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りんご
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「いい子」
その言葉だけで私は、何度も何度も動けるし、「頑張ったね。」
それだって私は、人形のように動けるんだ。
【これできる?】
はい。
【お前うざい。】
そう言われたって。
【失敗(笑)】
嘘なんでしょ?
でもある日隠れて言われた言葉。
【あいつは”奴隷”なんだよ(笑)私のいう事を聞く奴隷ww】
[わかるwあいつ貴方の事好きなんじゃないの?w]
【うぇ”きんもw】
…私が従ってきたのは”好きだから”じゃない。
ぷつりと私の怒りの糸は、切れてしまった。
「…ふざけないでよ!!私はお前らに好かれたいんじゃないんだよ!」
そこから覚えてないけど、倒れている人。私のことを奴隷と言った奴らが、冷たくなっていた。
…どうしよう。どうしよう、どうしよう。
頭を巡らせ思いついたことがある。
ーー海と山に捨てよう。海は約10キロの重りを括り付けて、捨てよう。
山は穴を掘るのはめんどくさいがバレないため。
警察は、多分。山と海に捨てるとは考えてないだろう。
…そうなると実行しないと。
…………誰か見てるの?今の私は無敵よ。気分が変わる前に記憶を消して立ち去りなさい。
コメント
1件
「いい子」でいることでしか自分を保てなかった主人公の心の軋み、すごく伝わってきたよ……。最後の「気分が変わる前に記憶を消して」の台詞、冷たくて美しくて、でもどこか哀しくて、何度も読み返しちゃった。りんごさん、この重さをこんなに静かに描けるの、本当にすごいです。続き、ちゃんと読みますね。