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マドレシスと18の厄災

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マドレシスと18の厄災

27 - 第27話 ネメシスとネメシス

2024年08月28日

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戦場は静寂に包まれていた。異常な力が、再び戦士たちを取り囲む。ネメシスはその冷酷な微笑を浮かべながら、ゆっくりと姿を変えていった。周囲が重くなり、そすべての者が、圧倒されていく。

「これが…第18形態か…」マドレシスは重い息を吐きながら、目の前で形を変え続けるネメシスを見据えた。

ネメシスの体は霧のようなものに包まれ、巨大な姿へと変貌を遂げた。その姿は、幾多の闇の神々が一つになったかのようであり、力が無限に湧き出ているかのような存在感を放っていた。周囲の大地は震え、空が暗転し、嵐のような風が吹き荒れた。

「この形態こそ、真の姿。かつてのマデスのすべての力を凌駕する、最強の形態だ。」ネメシスは低く響く声で言った。

「これで終わりだ、マドレシス。この力には勝てぬ。」

マドレシスは力強く剣を握りしめ、全力で立ち向かう決意を固めた。彼には、これまでの戦いで失った仲間たちの思いが宿っていた。レオン、エリオス、すべての者たちの犠牲が、彼の心に炎を燃やしていた。

「お前がどんな形態であろうと、俺は絶対に負けるわけにはいかない!」マドレシスは叫び、ネメシスに向かって突進した。

だが、ネメシスは動じることなく、手を振っただけで、衝撃波を放った。それはマドレシスを吹き飛ばし、大地に叩きつけた。しかし、マドレシスはすぐに立ち上がり、再び攻撃を仕掛ける。

「無駄だ。」冷笑しながら、さらに解放した。彼の周囲にオーラが広がり、空間を歪めた。兵士たちは、その強大な力に圧倒され、後退を余儀なくされた。

しかし、マドレシスは退かない。彼は何度も立ち上がり、剣を振るい続けた。その度に、ネメシスは彼を打ち倒すが、マドレシスの心には揺るぎない信念があった。

「世界を守るため、俺は絶対にお前を倒す!」マドレシスは全身の力を込め、最後の一撃を放とうとした。

その瞬間、彼の剣が光り輝き、仲間たちの魂が彼に宿った。レオンの勇気、エリオスの導き、そして討伐軍の者たちの思いが一つになり、剣に力を与えた。

「これで終わりだ、ネメシス!死んでもらおうか」マドレシスは叫び、全力で剣を振り下ろした。

剣の一撃はネメシスの胸を貫き、暗黒のオーラを切り裂いた。ネメシスは驚愕の表情を浮かべながら、ゆっくりと崩れ落ちた。

「お前ら、馬鹿な…」ネメシスは消えゆく意識の中で呟いた。

その言葉とともに、ネメシスの姿は消滅し、戦場に静寂が戻った。空は再び晴れ渡り、光が大地を照らした。

マドレシスは勝利を確信し、剣を地面に突き立てた。彼の体は疲労で限界に達していたが、彼の心には仲間たちとの絆がしっかりと刻まれていた。

「みんな、ありがとう…」マドレシスはそう呟き、静かに目を閉じた。

そして、戦いは終わりを告げた。

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