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そこら辺のアニメオタク
56
#独り言
QuartoMew
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『……ーーー』
少女が自分よりもやや年上だろう者に声を掛ける、少女の兄だろう
『……っ!!!!!ー!ー!』
兄の回答を聞いた少女は……
『なんでアイダの民になるの!!!いくら家ぞくでもゆるさない!!!』
泣きじゃくり、兄はそんな少女の様子を見て、悲しそうにした
次の日、兄と弟は失踪した
ただでさえ少ないイポス族、そしてアイリーンの兄と弟が失踪する前
当時アイリーンの父は村長であった、そして強く勇ましいその姿は数々の女が結婚を自らを申し込む程に屈強な人間であった
だが父は真の愛を見つけ、アイリーンの母と結婚し、3人の子供をもうけた。
長男は母譲りの器用さ、長女は父譲りの怪力、次男は父と母の両方を、アイリーン達の家は次男は早くも婚約を申し込む娘がひっきりなしに訪問して来る
だから兄と弟が逃げた時、父はただの村人に降格、母は他の者達からの罵詈雑言に心を病み、体調を崩してそのまま死んでしまった
アイリーンはまだマシな方であった
だがある日
顔も知らぬ子供に背中を押され崖から転落、辛うじて生きていたものの、そのまま魔物が血の臭いで集まり、アイリーンはその日、身体の三分のニを失った
偶然、聖霊がその場に居合わせ、そしてあの高さから落下してもなを死なぬ生命力に惚れ込みアイリーンと契約した
その時のアイリーンは魔力を貯める器官が壊れ、魔法を使えなくなっていた
『これで分かったか?、恩があるから光を私は取り戻したい……そして証明したい、私達は野蛮ではないと。』
しばらく黙って聞いてきた……名前は長過ぎて忘れたが私の首を切ろうとした者の弟は不思議そうに問う
「何故、野蛮では無いのを証明したいんだ?」
『……家族に対してクズだのなんだの言われるのが嫌なだけだ、後は何人か仲が良かったのもある』
「……ふーん」
私が嘘でも付いてると思っているのだろうか、奴は少し目を細め、此方を疑わしそうにアイリーンを見つめる
『……家族は皆、優しかった、私は兄以外を今でも愛している、友達だったイポス族も確かに優しかった、だから私はイポス族の名誉を取り戻したい』
「……そ」
なんだこいつ……いや、私の方がなんだこいつかもしれない
『……なぁまだか?』
「もうすぐ付くよ……って何でそんなに距離が空いて……」
気配、圧倒的な気配、壁の向こうに何かが居る
怖い……
振り返ると、一点を見つめるアイリーン、手が震え、毛が逆立ち、青い顔をしている
『アレは何だ』
震えた声で顔を顰めアイリーンが指を刺した方向、壁だ
「…………」
『アレはなんだと聞いている!!!!!』
「ただの壁d『違う!!その向こうだ!!!アレは何だ!何なんだ!?』
アイリーンは既に取り乱し冷静さを失っている
「……森の民は勘が良いのって本当なんだ」
『なにを「落ち着いて……ちゃんと見れば分かるから」
奴の目はどんよりとし、生命を感じなかった
『……死んでるのか?』
「正確に言えば死にかけなんだ」
『……アレは何だ』
「この国の民だ、死んでるね」
『……』
「ごめんな、”俺”さ、ちょっと手伝ってほしくて嘘ついた」
その表情は感情が無かった、声も目も、だが奴の感情の何かを感じ取った、悲しみなのか怒りなのかは分からない
『私に何をしてほしいんだ』
「……ありがとう」
『……』
「じゃあ、お願いするね……俺が神に喰われる前に……」
「この国は禁忌を犯した」
「だから」
「滅ぼして」
ドゥン……と空気が重くなった感覚がした
コメント
1件
みぅだよ🤍🥀 第13話、めっちゃ重かった…アイリーンの過去が壮絶すぎて、胸がぎゅっと締め付けられたよ。家族を失った話も、聖霊に助けられたのも、全部が苦しくて美しかった。最後の「滅ぼして」って言葉、すごく怖かったけど、それでもアイリーンの覚悟みたいなものが伝わってきた。続きが気になって仕方ないよ…!