mtk side
なんだろう。なんでなんだろう。
何故かは分からないが、若井を目の前にすると胸がきゅんきゅんして、今すぐにでも甘えたくなる。
大好きという気持ちが前へ前へと押し出てくる。
いきなりだったため、何がきっかけでそうなっているのかなどは記憶にない。
m「わかいっ、いーっぱいぎゅーしてぇ♡」
w「ん、いーよ。可愛いねぇ元貴は…♡」
m「んへっ、だいすきっ!」
若井は最初はまるで赤子を抱くかのように優しく抱きしめてくれたが、徐々に腕に込める力が強くなっていき、まるでミシミシと言ってしま
いそうなほどだった。
だが、それも僕のこと愛してくれてるんだなと感じるため嫌ではない。
m「んー、眠い…」
w「ん、寝てもいーよ?♡ 隣にいるし♡」
m「んん…おやしゅみ…」
w「…笑」
そこで僕は睡魔に襲われ、意識は夢の中へと走っていった。
m「ん……あれ、ここどこ…」
僕は重たい頭を持ち上げながら目を覚ます。
何か変な違和感があるのと、さっきまでの記憶がなぜかない。
さっきまで何してたっけ……
w「あっ!元貴起きたのー♡おはよっ♡」
m「えッ、あ、わかいっ、…」
僕は若井を目の前にするとつい身体が震えてしまう。
もう震えるのが日常になってしまったのだろう。
指は布団を強く握りしめ、絶対に離さないと爪は布団へと食い込ませた。
w「あれ〜効果切れちゃった?まぁいいや。俺が堕とすから♡」
m「な、に言ってるの、?てかここから出してってッ!!」
w「うるさい。 」
ボコッッ゙
m「いっ゙…」
若井は僕の傍に来たかと思うと、また手をあげた。
部屋中に鈍い音と共に僕の情けない声が響く。
あぁ、もうほんとうにつらい。苦痛でしかない。
逃げなきゃと思っているのに逃げれない。
たくさんチャンスはあるはずなのに。
きっとそれは心のどこかでまだ若井が必要だからなんだろうな。
そう思う自分がいる。
w「…♡ ねぇ、その顔、興奮したからヤッていい?」
m「え、ちょ絶対やだっ!」
w「まぁ拒否権なんてないんだけどね」
そのままされるがままに服を脱がされ、あっという間に僕のことを生まれたての赤子の姿にしてみせた。
w「かわい…♡ ねぇ、今日は何使いたい?」
何使いたい、というのは”首輪”、”手錠”、”玩具”のことを指しているのだろう。
正直言うと、どれも嫌だ。使いたくなんかない。
けどそんなことを馬鹿正直に言ってしまうと、また殴られ、殴ったかと思えば興奮されるの繰り返しだ。
そうゴダゴダと時間をかけて考えていると、若井が怒ってしまった。
ベチンッッ゙
僕の頬は痛みがジンジンと稲妻のように走った。
w「遅い。そんなのに時間かけんな、もう俺が選んでいい?」
若井は少し呆れたように目を細め、そう言葉を吐いた。
その後若井は玩具を取り出してきた。
w「今回こそ絶対堕としてみせるから…♡」
m「えッ、やだっ、ほんとにむりっ泣」
w「もうすぐ泣く。どんだけ泣き虫なの…♡」
そう言うと若井は、僕の頬を伝っていく涙を指で取る。
まるで宝石を扱うかのように優しく。
そんなところを優しくされてしまうと、変に意識してしまって。
w「大丈夫。そんな辛くないよ。ただいつも以上に気持ちよくなってもらうだけ。」
あぁ。
この言葉で確信してしまった。
しかも、いつも以上って……僕はそのときしっかり生きているのだろうか?意思を持てているだろうか?
僕がどれだけ怯えようが時間は待ってくれなかった。
w「じゃ、始めるね…♡」
前回……皆さん指もげてない?大丈夫そうですか?
ほんとに嬉しいしモチベになってます😖
ありがとうございますっ!!
今回いつもより文字数少ないんですが、前回と変わらず
next→♡1000
でいかせてもらいます、
図々しくてすみません😭
コメント
20件
尊いな…。 もっちー、神の生まれ変わりか何かなのか……笑?
ゆあってやっぱり天才なんだよ! そうだよ!
やばい😅😅お話しが最高すぎる(うち変態かも、、)元貴くん可哀想だけど可愛く見えてくる!!!怖い若井さんも外見ガチかっこいいじゃん!!絶対に!!