テラーノベル
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今日は先輩達と出かける予定だ。
眠りから覚めると─────
朝日が早く起きろと言わんばかりに照らしてきて、俺は起きるしかなくなかった。
俺は寝起きで重い体を無理矢理起こして、出掛ける準備をした。
いつもより早く起きたはずだったが、待ち合わせ時間にはギリギリだった。
待ち合わせ場所に行くと、もう大半の人達が集まっていた。
四「すんませ〜ん!遅れました!」
花「やっほ〜、四季君!」
皇「遅せぇよ、バカ四季」
並「紫苑みたいに遅れてないから安心して☺️」
四「まじ?一安心だわ」
無「四季は休みの日でもヘッドフォンをつけているんだな」
四「ん?あぁ・・・大事だから」
猫「そんなに大事なんですか?」
四「うん。これは貰い物なんだ・・・」
花「・・・そうなんだ。それは大切なものだね」
四「おう!」
花「っていうか四季君、服かっこいいね!」
四「そう?さんきゅー!」
並「四季君ってモテそうだよね」
四「まじ?ありg────」
朽「俺の方がモテるけどな」
四「ビクッ し、紫苑先輩⁉︎ いつの間に⁉︎」
並「何を言ってるの紫苑?少なくとも待ち合わせ時間に遅れてきたお前と四季君だったら絶対四季君の方がモテるから」
朽「え〜、遅れたって10分くらいじゃ〜ん」
並「ちょっと紫苑、山に埋めてきます」
花「まぁまぁ、馨君汗 埋めるのはまた今度にして、今日はみんなで遊ぼ!」
並「まぁ、花魁坂さんが言うなら・・・」
朽「ふぅ、助かったぁ・・・って今度?」
四「よし!じゃあどこ行く?」
無「どこでもいい」
花「えー!どこでもいいが一番困るんだけどー!」
猫「どこにしますか?」
淀「チッ、さっさと決めろ」
猫「にゃ、にゃい・・・」
花「う〜ん、カラオケとかどう?」
四「え?」
並「僕は全然大丈夫ですよ」
印「問題ない!」
花「皇后崎君達もカラオケで大丈夫?」
皇「あぁ、問題ねぇ」
四「全然大丈夫だけど・・・俺は歌わねぇからな」
俺は歌えない。
歌っちゃいけない。
朽「え、なんで?」
四「いや、普通に・・・」
百「喉が痛いのか⁉︎ 飴いるか⁉︎」
四「そういう訳じゃなくて・・・」
花「まぁ、ダノッチとかも歌わないし別に良いんじゃない?逆に付き合ってもらっちゃってごめんね?」
四「いや、俺もごめん・・・」
花「全然!じゃ、行こっか!」
四季達はカラオケに二時間ほどいた後、アクセサリー店や雑貨店など色々な所に行った。
気づいたら2時を過ぎており、昼食を食べるため少し歩いていると
四季は思いもよらぬ人と出会った。
?「あれ、四季君?」
四「?・・・え、校長・・・?」
校長「久しぶりだね。元気だった?」
四「まぁ、それなりに・・・」
あぁ、なんでこのタイミングなんだろう。
できれば会いたくなかった。
中学の時に関わった人には・・・。
あの時のことが鮮明に脳内に流れてくるから。
思い出したくない。
思い出したら罪悪感で押しつぶされそうになるから。
早く、ここから離れたい。
早く・・・
早く。
校長「そっか・・・」
花「? あの、四季君の知り合いですか?」
校長「僕は四季君が通ってた時の中学校の校長なんだ」
並「そうなんですね」
校長「うん。えっと、君達は・・・」
朽「俺達は四季の友達で〜す!」
校長「!! そう、そっか。四季君、もう大丈夫なんだね」
四「あはは・・・(苦笑い)」
淀(一ノ瀬の顔が引きつってる?)
校長「久しぶりだし、少し話をしよう」
四「・・・」
嫌だ。
話したくなんかない。
どうせあの時に関係したことしか聞いてこないんだろ。
答えたくない。
思い出したくない。
一刻も早く、ここから離れたい・・・
校長「君は今でもバンドは続けているの?」
百「バンド?」
校長「あれ、聞いてなかったんだ。四季君は
中学一年生の時、バンドを組んでたんだよ」
印「そうなのか!少年!」
四「まぁ、うん・・・」
校長「四季君はボーカルで、すごく歌が上手だったんだよ」
皇「俺らも一瞬だけ聞いたことある」
校長「そうなんだ!四季君の声、綺麗でしょ?」
花「はい、すっごく!」
もうやめてくれ。
そんなこと、どうでもいいだろ。
もうここから離れさせてくれ。
校長「!! 四季君、そのヘッドフォンまだつけてたんだ・・・」
四「えっあ、まぁ・・・」
外すわけない。
花「四季君、学校でもずっとつけてますよ!」
淀「教師に外せって言われてたけどな」
校長「あはは、そうなんだ笑」
外すわけない。
だってこれは、
あいつらからのプレゼントだから─────
[[ 四季‼︎ / 四季君‼︎ ]]
四[ん?]
[[ 誕生日おめでとうー❗️]]
四[えっ]
桜介[ほら、これ俺達から]
四[え、まじ?貰っていいん?]
月詠[もちろんだよ]
四[わぁ✨今、開けていい?]
旋律[いいぜ!]
ガサガサ🎁
四[うわぁ✨これって・・・ヘッドフォン⁉︎]
桜介[前から欲しい、欲しいって言ってたからな。お前]
四[うわぁ、めっちゃ嬉しい✨ありがとな!]
[[ どういたしまして‼︎ ]]
ほら、こんなこと思い出しちまう・・・
こんなこと思い出したって、
俺にとっては苦しいだけ・・・
悲しいだけ・・・
だから会いたくなかったのに。
校長「あ、ごめんね。話しすぎたね」
花「いえいえ、会えて良かったです」
校長「そう言ってもらえて良かったよ。
・・・四季君、君は何も悪くなかったんだからね。君は幸せになって良いんだよ」
四「・・・うっす・・・」
淀「・・・」
無「・・・」
校長「それじゃあ、みんなまたね☺️」
並「はい」
幸せになんか、
なっていい訳ねぇだろ。
花「よし、じゃあちょうどいいし。ここのレストランでなんか食べよ!」
四「・・・おう」
花「これめっちゃ美味しい!」
淀「うるせぇ」
花「いや、ひどっ⁉︎」
無「京夜、他にもお客さんがいるんだ。
ボリュームを下げろ」
花「はーい」
もうこれで、この人達と遊ぶのも最後。
あぁ、楽しかったなぁ。
もっと遊びたかったなぁ。
まだ帰りたくないなぁ。
ずっとこの時間が続けばいいのに・・・
そんなことを考えていたら、四季の望んでいたことが起こった。
猫「あの、今調べてみたんですけど。今日、ここの近くで夏祭りがあるみたいですよ」
朽「え、まじ?」
猫「まじ」
朽「ちょーラッキーじゃん!このまま全員で行こうぜ✨」
花「いいね!猫ナイス情報!」
猫「いえ、たまたま見つけただけですから」
花「てことで、みんな行けそう?」
無「俺は問題ない」
淀「問題ねぇ」
印「大丈夫だ!ゲホッ」
百「問題ねぇ!」
皇「俺も行ける」
四「・・・」
花「四季君は行けそう?」
行きたい。
めちゃくちゃ行きたい。
この人達ともっと一緒に居たい。
できることなら、この先も。
でも、これ以上望んだら罰が当たる。
この人達に不幸が降り注ぐかもしれない。
そんなのは絶対に嫌だ。
やっぱり、断r─────
花「四季君、一緒に行こうよ!」
四「え・・・」
花「俺、もっと四季君と一緒に居たいし。ね?」
四「・・・」
朽「俺もー」
並「僕も、せっかくだし四季君と花火見たいな☺️」
皇「みんなこう言ってるし、来いよ」
四「・・・」
あぁ。
ダメだって分かってるのに・・・
四「じゃあ、行く!」
行くって言っちまった。
自分を止められなかった。
花「やった!」
百「じゃあ、屋台も見たいし早速行こうぜ!」
四「おう!」
もう少しだけ。
もう少しだけ。
花火が
夜の暗闇に溶けてなくなるまで・・・
どうか、
許してください。
皆さん、こんにちは!
★HOSI★です!
第五話「もう少しだけ」をご視聴いただきありがとうございます!
今回はなんと校長が出てきました!
次回は夏祭りに行きます!
ぜひご覧ください!
→次回
「花火の終わりに咲く悲劇」
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Elu
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コメント
13件

めちゃ遅くなった!! 回想シーン?っていうのかな、 たぶん違うけど過去思い出す シーンが泣けてくる…… 次の悲劇ってなんだ???!! 続き楽しみにしてます!!
過去何があってあんな感じになったんだろう、めっちゃ気になります。みんなが四季くんの些細な変化に気づいてるの良すぎる!続き待ってます!