〚霧ノ羅水仙過去編〛
「もう一度愛して欲しい
~ダイヤモンドと約束~」
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《2話》「外?」
ダイヤと出会って1週間が経つ。
割と楽しい…
💎「なぁ水仙!」
💎「”ソト”って出たことあるか?」
🪷「生まれた時から此処だから..ない。」
💎「出てみてぇよなぁ✨️」
🪷「でも..扉ずっと閉まってるから..
無理だろうね。」
💎「まぁ出れなくても
封印されたっぽくてかっけ…」
🪷「何言ってんだ、」
🪷「でもさ、」
💎「?」
🪷「出られるとしたら一緒に..ね。」
💎「…」
💎「ぅ、うん..ッ!」
ー1時間後ー
💎「なぁ水仙、お前右目どーしたんだ?」
💎「もしかして封印されs(((
🪷「花咲き病、」
💎「そうか…」
🪷「なんでちょっと残念そうなんだ」
🪷「そーいやダイヤ、病気なんなの?」
💎「…」
💎「なんだったっけぇッ…w」
🪷「忘れたの?」
💎「ぅん..、」
🪷「そ。また思い出したら教えて。」
💎「わかった。」
ダイヤは病気の話になると暗くなる。
何かあるのだろうか。
ーつづくー
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《3話》「愛」
ある日ふと思い出したんだ。
“愛”って言葉。
私は生まれてからずっと施設だから..
愛って言葉の意味を知らなかった。
💎「お〜い」
🪷「!?」
💎「ど~した…?暗い顔して、」
「まさかドラゴン召喚の儀しk((
🪷「なんでもない。」
ダイヤは私に愛の意味を教えてくれるのか。
あるいは本当の愛をくれるのか。
でも今の希望はダイヤだけ。
…難しいな。
ダイヤ視点
💎「…?」
水仙は何故か悩ん出る様な暗い顔。
そんな不穏な空気の儘夜になる。
ザシュ ッ. ..
刃物で何かを突き刺す音。
目の前には血塗れの兎。
💎「ははッ… ごめんよ、兎さん。」
«名前_葛瑠葉 ダイヤ»
«病_殺人病 »
……何時からだろうな。愛に飢えてるのは
殺人鬼って怖がられるのも、
もう慣れっ子なのに..w
普通の子みたいに…
なんで俺は、なれなかったのかな。
知らないうちに自分が分からなくなる。愛されたいのか、だれも傷つけたくないのか、
治療方法は愛する人を殺す。
でも..最愛の人を殺したくない。
💎「あの笑顔は守りたい。」
「水仙は俺の、」
オレンジのガーベラ
💎「だから。なんつって..w」
よく2人で話したよな。
これはお前が教えてくれた花言葉。
ー数日か前ー
🪷「ねぇダイヤ。」
💎「んぉ~?」
🪷「ダイヤの..名前のさ、」
「ダイヤモンドの石言葉ってね、」
“永遠の絆”
🪷「そして、私の目に咲いてるさ」
「黄色い水仙の花言葉は」
“私の元へ帰ってきて”
🪷「だから…ずっと一緒に居れる。」
「すごいでしょ。」
💎「すげぇ…✨️」
「これからもずっと仲良しな!」
🪷「うん。約束…、」
ー今ー
💎「マジでそうだったい〜な..w」
そう思いながら日記を書く。
万が一の事があっても、あいつを忘れたくない。水仙…、ごめん。
普通の何も無い所で
お前と出逢えたらよかったのに。
ーつづくー
コメント
6件
ダイヤくん殺人病だったんだ...オレンジの ガーベラの花言葉僕も知ってる〜‼︎めちゃ 良いよね...最高だ☆
おー