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どうも皆様、サカナです
わたくし、気づいてしまいました…中部出しとらん！と
何気ない中部の子たち書きます。
はい、ばり長えです。
スランプは直った…んかな…？まあ8話よりはマシやと思いますんで、良ければ読んでいってくださいな
アレは酷すぎたんで、そのうち書き直します
ここは中部地方の愛知の部屋。
中部は人数が多いので北陸、甲信越、東海で分かれているが、家は同じらしい。
愛知「な、新潟って優しすぎないか？」
岐阜「確かに。大体なんでも「しょーがねーなー」の一言で済ませてくれるね」
愛知「この前の富士山戦争に巻き込まれても平然としてたし…何したら怒るんだ？」
どうやら、穏やかすぎる新潟についての会議を行なっているようだ。
新潟は無気力と言うのか、酒を飲んでゆったりしていることが多く、苛立っているところを目撃したこともほとんどない。
アルコールが切れている時は、若干眉を顰めているが。
岐阜「に…日本酒奪う？」
愛知「怒りより殺意に変換されそう」
岐阜「アル中怖え…」
新潟がキレたことといえば、一度大阪が酒瓶を割り、般若顔で説教をしたくらいだろう。
2人は少しばかり悩んだ挙句、他のメンバーも巻き込むことにした。
石川「え、新潟を怒らせる？…無理じゃないかな…？ 」
ひとまず新潟と長野以外の中部を集め、もう一度会議をする。
本当は長野も誘ったが、そういう真似は出来ないと断られたのだ。
愛知「そこをなんとか！意見出してこ！」
岐阜「日本酒を強奪する以外の案が出てこないんだ。でも多分、それは僕ら◯されちゃうから…」
山梨「フツーに無理じゃね？なんとなく青汁飲ませても怒らなかったし」
福井「何やってんの…？」
山梨は突発的に行動する癖があるため、奇行に走りやすい。
大抵は自分で用意して自分から引っかかるので、名物ということにして放置されている。
富山「新潟は全体的に関心が薄いんだよ。まあ、お酒を除いてだけど…」
静岡「なんで急にそんなこと言い出したんだよ？人は怒らせない方がいいと思うんだけど」
愛知「いや…だって、外で他人に嫌なことされても許すんじゃないかなって…」
岐阜「ちょっと不安だよね…」
中部地方は少し納得してしまった。
実際、そのくらい新潟は怒らないのだ。
石川「子供でもないんだから、と言えないのが恐ろしいね…」
山梨「じゃあ試してみよーぜ！何やったら怒るか！ 」
福井「なんつー極論…」
静岡「んー…でも悩むくらいなら、その方が手っ取り早いな」
山梨「だよな！」
富山「…いいんじゃない？僕も賛成」
岐阜「まあ、ちょっとしたイタズラ程度なら」
愛知「これ、賛成な流れ？」
そんなこんなで、新潟の沸点を探ることになったのだった。
山梨「まず俺な！言い出しっぺの法則ってやつ！」
何故かあるホワイトボードにペンで落書きをしながら、プレゼンっぽく振る舞う山梨。
愛知「何するんだ？」
山梨「部屋にレゴ仕掛ける」
落書きはレゴだったらしい。確かに四角いものが並んでいる。
静岡「新潟◯す気？？？？」
山梨「そのくらいじゃないと怒んなくない？」
山梨は「れご」と絵の下に書き足し、キャップをしてからトン、と指した。
石川「あれ、現代の兵器だと思う」
福井「東京と遊んでたら踏んだ思い出」
富山「痛かったね…あれ…」
踏んだことのある県たちが思い出を振り返りながら、改めて山梨のえげつないイタズラに震撼した。
愛知「レゴランドある俺がやるべきことな件について」
岐阜「山梨だから…」
山梨「てことで、早速仕掛けてくる」
静岡「新潟、御愁傷様…」
愛知「そろそろか？どこに仕掛けた？」
山梨「ドアの周辺全部。撒き散らした」
静岡「鬼かよお前」
しばらくすると「 っぐぁｯ！！」という悲鳴が聞こえてきた
新潟「ｯ〜〜なんで…ｯ！！！」
石川「事件性がすごい… 」
山梨「ちょと行ってくる」
山梨「あー…大丈夫？」
恐る恐る見に行くと、床に倒れ伏した新潟がいた。
新潟「山梨…お前か…これ…」
山梨「えと…うん…なんかごめん…」
新潟「はぁ…しょーがねーな…次から気をつけや…」
ぱっぱと片付け、山梨は新潟の部屋から退散した。
山梨「…許された」
静岡「心広すぎ」
愛知「まだ悶えてるぞ」
山梨「すっっごい申し訳ない」
富山「つ、次僕が行っていい？」
なにやら楽しそうな富山。
こいつ、ドSか。と察し、中部は引いた。
ここからは字数の都合で飛ばします
〜富山〜
富山「塩と砂糖を間違えた塩辛（笑）」
福井「それいつ用意したの？」
富山「昨日。間違えてたのは本当だよ」
岐阜「げろ甘い塩辛もどきとか嫌だね」
結果 許された
〜愛知〜
愛知「痴漢してくる」
石川「えっ（ドン引き」
岐阜「あいちのちは痴漢の痴…ってｺﾄ…？」
静岡「んふっw」
愛知「殴るぞ？？」
結果 許された
〜岐阜〜
岐阜「痴漢でダメならキスでどうだろ？」
福井「にゃぽちゃんに影響された？」
愛知「人のこと言えないね、うん。お前のがやばいよ」
岐阜「ちゃんとほっぺにするってば」
山梨「殴られるにうまい棒10本」
結果 許された（宇宙猫にはなった）
〜福井〜
福井「…や、野菜を生で食わせます」
富山「思いつかなかったんだね」
岐阜「あいつもうだめぽ」
石川「本当に心配になってきた」
結果 塩つけて食われた
〜静岡〜
静岡「…リボン大量についてる女児カチューシャつけてみる」
石川「もはや楽しんでるよね？」
富山「どこから出したの？」
山梨「そろそろながのんに怒られそう」
愛知「アル中と武士仲良しだもんな」
結果 許された
〜石川〜
石川「かわいかったね」
静岡「意外と似合ってビビりました、もうしません」
山梨「デズニーカチューシャつけさせたい」
福井「石川、そろそろ案出して。というか君で最後だよ」
石川「え、えぇ？でも思いつか…あ」
愛知「お、なんか出た？」
石川「…だ、抱いていいか聞く」
「「「「「………！？！？！？」」」」」
石川「言ってくる！！！（逝ってくる」
結果…
新潟「イタズラなんかするもんじゃねえぞ」
石川「ﾊｲ」
長野「ゲホッ！ゴッホッ！ゲホゲホッ！」
勢いのまま飛び出した石川は、長野が隣にいるにも関わらず先ほどの発言をした。
すると驚いた長野が日本酒を気管に詰まらせ、新潟に諭されることとなった。
新潟「後お前らもだぞ。悪ノリするな」
愛知「バ…バレてた感じすか…」
新潟「当たり前だろ。うささんナメんなよ」
山梨（うささん✨）
静岡（うささんかわいい）
新潟はサドノウサギ。耳の良いウサギに、彼らの計画は全て筒抜けだったようだ。
ちなみに、新潟に直接沸点を聞いたところ
「酒か県の奴らか俺の命に手ェ出されなきゃ怒んねえよ」
という回答が返ってきた。
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