テラーノベル
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璃空
※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※センシティブ表現なし
※🍆さん片想い
🦍→「」
🍆→『』
『お疲れ様でした』
今日の配信が終わり、
帰る準備をして玄関へ向かう。
ドズルさんと一緒にいれる時間が終わってしまい、急に寂しくなる。
ドアの取っ手に手を掛け開けようとするけど、
なんだか開けたくなくて、その場で固まる。
このドアを開け外に出れば、もう家に帰るしかない。
腕が重い。
「…ぼんさん!」
後ろから声がして、振り向く。
そこにはドズルさんがいて、心配そうに俺を見ていた。
「大丈夫ですか?今日は、長丁場だったから疲れましたよね?もう少し休んでから帰ってもいいですよ^ ^あっ…それとも泊まっていきますか?^ ^」
ドアの前で固まる俺を心配する言葉と気遣う提案…優しいよなドズルさんは…。
『あっ、いや、大丈夫よ!ちょっと考え事してただけだから…ありがとね!ドズルさん!お疲れ!』
俺は、今できる精一杯の笑顔を作った。
挨拶をし、すぐに外に出て、
バタンとドアが閉まる。
はぁ、とため息が出た。
『…帰るか』
最寄りの駅を目指し歩き始める。
何も変わらない、いつもの帰り道。
ただ、俺のネガティブな心の所為なのか、ちょっとだけ暗闇が怖くなる。
駅に着き、帰りの電車に乗る。
電車の中は空いていて、ほとんど人がいなかった。
俺は、席に座り外を眺める。
電車が動き出し、いつもと変わらない景色が流れていく。
少しくらい甘えても良かったかな…と、ちょっと後悔した。
『ドズルさん…』
彼の名前を呟いていた。
ヴゥッ…ーーー
ポケットに入れていたスマホが震えた。
確認してみると、
ドズルさんからだった。
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ぼんさん、お疲れ様です。
今日のぼんさんも最高に面白かったです!
僕の気のせいかもしれないんですが…、
帰り際元気がないような気がしました。
大丈夫ですか?
ご飯食べてお風呂入って、ゆっくり休んでくださいね。
また、よろしくお願いします。
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俺を労う言葉が嬉しくてニヤけてしまう。
それと同時に、心配させてしまったことに申し訳なさを感じた。
『いつもありがとね…ドズルさん』
そう小さく呟き、
俺は、すぐに返信をした。
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お疲れ様〜。
今日も俺、面白かった〜?もっと褒めてくれてもいいんですよ〜(笑)
お気遣いどうもです。ありがとね〜。
思いっきりゆっくりしますw
今度、ご飯奢ってくださいね〜w
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文字なら誤魔化せる。
画面上ならいつもの俺を演じれる。
『はぁ…』
メッセージを送信して、ため息をつく。
ドズルさんと会えるのは次いつだったかな…。
スマホのカレンダーを確認すると次は、3日後。
たいした日数でもないのに、 日が空くことに寂しさを感じた。
ドズルさんへの想いが日に日に募っていることに、戸惑いを感じる時もあった。
相方に向ける感情ではないと気づいたのは、いつからだったかな…。
告白なんて、小心者の俺には到底無理な話…。
好きな人の近くにいれるだけでいい。
それだけでいい…はずだよな…。
そう自分に言い聞かせる。
ヴゥッ…ーーー
スマホがまた震えた。
画面を見る。
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あまり無理しないでくださいね。
もっと僕を頼ってもいいんですよ。
相談があれば乗りますから^ ^
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ははっ…元気ないのバレてるんだな…。
ドズルさんには嘘つけないか…。
俺は、『よし…』と、
覚悟を決め、返信をした。
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ありがとうございます。
早速なんだけど相談があるので、
明日、会いたい。
予定どうかな?
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送信する。
ちょっとだけ指が震えていた気がした。
返信が来ない。
だんだん不安になる。
俺の覚悟が揺らぎそうで、会いたいなんて送らなければよかったと後悔した。
『はぁ…送信の取り消しなんてできるわけ…ないよな…』
後ひと駅で家の最寄りの駅に着く。
寂しさと後悔を抱えたまま帰るのかと思うと、眠れない気がした。
『酒買って帰るか…』
あまり強くないのに酒に頼るなんて、相当きてるな…。
そんな事を思いながら、いつ来るか分からない返信を待った。
すると、
ヴゥッ…ーーー
『来た….!』
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遅くなってすみません。
スケジュール確認してました。
明日、大丈夫です。
僕の仕事が終わってからなので、
夕方からになりますが、
どうですか?
ついでにご飯も行きましょう。
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『….よしッ!』
いつの間にか、もうこの車両には俺しかいなかった。
少しだけ声を出してしまっても大丈夫だと思った。
ドズルさんと会えることが嬉しい。
顔がニヤけてしまう。
俺は、すぐに返信した。
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夕方からで大丈夫です。
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平静を装う為に簡単な返信をする。
でも、俺の心臓はずっとドキドキしていた。
待っていると、
すぐに返信が来た。
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良かった。
詳細な時間はまた明日連絡しますね。
じゃあ、また明日。
おやすみなさい。
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ドズルさんに会える。
嬉しさしかなかった。
気持ちを押し込めるのはやめる。
全部吐き出す、想いをぶつける。
それだけだ。
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了解です。
連絡待ってる。
おやすみ。
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気持ちを抑えるために一旦深呼吸をする。
明日の俺に気持ちを託して、
送信ボタンを押した。
コメント
2件
ぼんさんの心境が垣間見れて…素敵なお話ですね✨✨😁 続きが楽しみです‼️🥰