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※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※センシティブ表現なし
※🍆さん片想い
🦍→「」
🍆→『』
「想いの行方」の続きです。
次の日。
俺は起きた時から、そわそわしていた。
今日、ドズルさんと会う。
昨日、俺が相談があるから会いたいと伝えた。
飯と相談は口実で…目的は、ドズルさんに告白すること。
好きだって気持ちを伝える。
受け入れてもらえるとは到底思ってない。
俺の行動が今後の関係に影響を与える事は目に見えている。
それくらい分かる。
最悪の結果も考えておけば、ダメージを少しは抑える事ができると思った。
ヴゥッ…ーーー
スマホが震えた。
ドズルさんから連絡が来た。
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今日は、夕方くらいに終わりそうです。
18時からご飯どうですか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺はすぐ返信した。
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大丈夫です。
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簡単な返信。
たった少し文字を打つだけなのに、指が震えていた。
今から緊張してしまっている…
このままドズルさんと会ったら…何も話せない。
まずい…。
でも、想いをぶつける…そう決めた。
『…大丈夫』
根拠のない自信…何も大丈夫じゃない…けど、やるしかない…。
自分を奮い立たせ、時間が過ぎるのを待った。
俺は早めに待ち合わせの場所に行った。
そこにドズルさんはまだ来ていなくて、何故か少しだけ安堵した。
俺が待っていると、
「すみません…お待たせしました」
ドズルさんの声がして、少し緊張してしまう。
でも、緊張している場合ではない。
『ううん、待ってないよ…行こう』
「はい」
何を食べようか2人で話し合う。
「今日は、ぼんさんが好きなもの食べましょうね」
『えっ…いいの?』
「はい^ ^」
なんだか気を遣わせてしまっているような…ちょっとだけ申し訳ない気持ちになる。
昨日の帰り際の俺の様子とか相談がしたいとか言ったからかな…?
店に着き、注文を済ませて、食事が始まる。
いつもと何も変わらず、ドズルさんは俺が言ったことに笑ってくれる。
ドズルさんが教えてくれる事に俺が『本当に?』と聞くと、「嘘ですw」と言って騙される。
俺の信じやすい性格を遊ばれるのは、いつものこと。
それも今までと何も変わらない。
「普段通り」が続く。
俺の告白が、俺達の「普段通り」を壊してしまうかもしれない。
でも、気持ちを隠してまで続ける関係なら、ない方がマシだ…そんな気がした。
食事を済ませ、会計をして、店を出る。
『ご馳走様でした』
いつも通り、元気にお礼を言いたいけど、今日はそんな場合じゃないから控えめに言う。
「少し歩きましょうか^ ^」
『…うん』
2人で夜道を歩く。
人通りがほぼなくて静か。
「相談…あったんですよね…?」
『えっ…あっ…はい』
「ご飯の時聞こうと思ってたんですけど…ぼんさんと話してるのが楽しくて…聞きそびれてしまいました」
ははは…と、眉を下げて困ったように笑う。
歩いていると公園が見えてきた。
「…ここで、話しましょうか」
『はい』
公園のベンチに座る。
『あの…えっと…相談っていうのは…』
今更ながら緊張してきた。
このまま言わずに帰ることもできたけど…
今日、告白すると決めた…。
よし…と、俺は意を決して話し始めた。
『ド、ドズさん…!』
「はい」
『その…相談…というのは…』
「はい」
緊張で声が震える。
『…あの…えっと…』
膝に置いた手も震える。
ヤバい…これじゃ、何も伝えられない…。
「ぼんさん…」
名前を呼ばれた途端、手に温もりを感じた。
『えっ…ドズさん…?』
俺の手をドズルさんが握ってくれていた。
『…えっ…あっ…』
「ゆっくり話して大丈夫ですから…」
『…うん』
ドズルさんの手の温もりが俺を安心させてくれる。
呼吸を整え、俺は話し出す。
「…俺、ドズさんが…す、好きです』
「….」
ドズルさんは黙ったまま、俺の話しを聞いてくれている。
『こんなこと言われても困るのは分かる…でも、もう自分の気持ちを隠すことができなくて…』
「….」
『気持ちを伝えたら、今までの関係もなくなっちゃうかもしれないって思った。もう覚悟はできてるし、突き放してくれても構わない…』
本当は、怖い…。
でも、一度口に出した言葉を撤回するなんて…もうできない。
こうなったら心の内を全部ぶち撒けて、きっぱり断られてしまいたい。
『ずっと、そばにいたいって思った…それくらい、ドズさんが好きなんです…大好きなんです』
「….」
俺を見つめて、まだ黙ったままのドズルさん。
『…今日だって、ドズさんと一緒にいたかっただけで…飯と相談はただの口実でした…それで告白までしたかっただけなんです…すみません』
「….」
全部、言えた。
もう後悔は…ない…。
『…これで全部です…聞いてくれてありがとうございました。じゃあ、帰ります』
俺はベンチから立ち上がろうとした。
でも、手をぎゅっと握られたまま離してもらえない。
『…ドズさん、手を離してください』
「…やです」
『….?』
何か言っているのに聞こえない。
『…ドズさん?』
「…いやです…離しません」
何故か手を離してくれない。
それどころか、さっきより手を握る強さが少し増した気がした。
『ドズさん…俺、帰りますから…』
「…貴方は、僕の返事を聞かずに帰るつもりですか?」
『えっ…?』
そのつもりだった。
返事は聞かずとも分かっている。
俺の想いを聞いてほしかった。
ただそれだけだった。
「はぁ…一方的に気持ちだけ伝えて、僕の気持ちはどうでもいいんですか?」
『そんな…違う….』
怒らせてしまった…?
どうしよう…ドズルさんの顔が見れない。
「何が違うんですか?」
『…だって、返事は聞かなくったって…』
分かってます…そう俺が言おうとした時、
手をぐっと引かれて、抱きしめられた。
『…ドズさん?///』
「…僕は、ぼんさんが好きです」
『へっ…?!』
情けない声が出てしまう。
す、好き…?ドズルさんが?俺を??
「…僕と、ずっと一緒にいてください」
返事は、1つしかなかった。
『…はい』
俺は、ドズルさんを抱きしめ返した。
「僕から告白したかったのに、先に言われちゃったな…」
ふふっ、と笑う声がしてドズルさんが愛おしくなる。
抱きしめる力を強めて、温もりを感じる。
身体を離して、お互いの顔を見る。
ドズルさんの少し照れた顔が可愛くて、笑顔になった。
「そろそろ…帰りますか…」
『うん…』
もう少し一緒にいたかったけど、今日はこれくらいが丁度いいのだろう。
もと来た道を戻り、駅まで歩く。
「じゃあ、また」
『うん…また』
俺は、ドズルさんに背を向けて歩き出す。
「ぼんさん…」
ドズルさんに呼ばれて、振り向く。
少しまわりを気にしながら、俺に近づいてきた。
そして、頬にキスをされた。
『….?!////』
突然の事に、俺は身動きができず固まってしまう。
すると、ドズルさんが、
「…今日はこれで済ませておきます…次は…ね…」
と、耳元で囁かれた。
『…ドズさん…///』
俺の赤くなる顔を見つめ、ふふっ、と笑う。
『じゃ、じゃあ…ま、また…!』
「はい、また」
俺は背を向けて、歩き出した。
恥ずかしい所為もあって、少し足早になってしまう。
帰りの電車に乗り、ひと息ついた時、
改めて、さっき起こった出来事を思い出す。
そっか…俺達、両想いだったんだ…。
次会う時、どんな顔したらいいんだろ…?
ふと、そんな疑問がわく。
普通を装えるか分からない…
けど、きっと「普段通り」になれるに違いない。
そう自分に言い聞かせ
俺は、幸せに浸った。
END
コメント
4件
両想い❤️良かったです😁 読んでいて、心があたたかくなりました✨✨😆