テラーノベル
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※この作品はα×Ωバースを題材とした創作です。
※ご本人様とは一切関係ありません
※苦手な方・tt×jp地雷の方は閲覧をお控えください
『あなたにすきってつたえたい』
第2話 「好きって、言ってもいい?」
翌朝。
目が覚めて、スマホを見る。
いつもなら、jpから「おはよう」とメッセージが来ている時間。
けれど――
今日は違った。
通知は一件。
送り主は、jp。
俺は眠たい目をこすりながら、画面を開いた。
そこに書かれていたのは――
jp『今日、一緒に学校行ける?』
tt「……なんやこれ」
いつも一緒に行っている。
わざわざ聞くことでもない。
なのに。
なぜか、胸がざわついた。
俺は少し考えてから返信する。
tt『ええよ』
既読。
そして、すぐに返事が来た。
jp『よかった』
tt『なんで?』
jp『……なんとなく』
tt『変なの』
jp『いいから!』
tt『はいはい』
スマホを置こうとした、そのとき。
もう一件、メッセージが届いた。
jp『今日、聞きたいことある』
tt「……?」
何や。
聞きたいことって。
俺が返信する前に、もう一通。
jp『学校でね』
tt『分かった』
スマホを置く。
けれど。
胸の奥に、小さな不安が残った。
――聞きたいこと。
まさか。
昨日のこと……?
『jpは、俺のこと好き?』
昨日の夜。
jpが送ってきたあの言葉。
俺は結局、答えなかった。
もし。
今日、その答えを聞かれたら。
俺は――どうするんやろ。
玄関を出る。
少し歩いたところに、jpが立っていた。
jp「tt!」
tt「おはよ」
jp「おはよ!」
jpはいつも通り笑っている。
……ように見える。
でも。
なんとなく、落ち着きがない。
tt「どうしたん?」
jp「え?」
tt「なんかそわそわしてへん?」
jp「してない!」
tt「してるやん」
jp「してないって!」
tt「ほんま?」
jp「ほんと!」
tt「ふーん」
並んで歩く。
しばらく沈黙が続いた。
いつもなら、jpが何か話し始める。
でも今日は。
珍しく静かだった。
tt「……」
jp「……」
tt「なぁ」
jp「なに?」
tt「聞きたいことって何?」
jp「……!」
jpの肩がびくっと跳ねた。
tt「学校で聞くって言ってたやん」
jp「……覚えてたの?」
tt「そら覚えてるやろ」
jp「……」
jpはしばらく黙っていた。
そして。
jp「……学校着いてから」
tt「なんで?」
jp「ここじゃ嫌」
tt「なんでやねん」
jp「いいから!」
tt「はいはい」
また歩き始める。
けれど。
今度は俺のほうが落ち着かなかった。
学校。
教室に入ると、何人かがすでに来ていた。
俺が席に座る。
すると。
jpが俺の机の横に立った。
jp「tt」
tt「ん?」
jp「放課後、時間ある?」
tt「あるけど」
jp「……二人で話したい」
tt「……」
二人で。
その言葉だけで、心臓が跳ねる。
tt「分かった」
jp「絶対だよ?」
tt「うん」
jp「約束ね」
tt「……約束」
jpが少し安心したように笑う。
そのとき。
mb「jpくん、おはよう」
jp「あ、おはよう!」
昨日のmbだった。
俺は思わずそっちを見る。
mb「昨日、一緒に帰れなかったからさ。今日――」
tt「jp」
jp「え?」
tt「先生来るで」
mb「……あ」
ちょうど先生が教室に入ってくる。
mb「じゃあ、またあとで」
jp「うん」
mbが自分の席に戻っていく。
俺は前を向く。
jp「……tt」
tt「ん?」
jp「もしかして、わざと?」
tt「何が?」
jp「先生来るって言ったの」
tt「ほんまに来たやん」
jp「……怪しい」
tt「気のせいやって」
jp「……」
jpがじっと俺を見る。
tt「何?」
jp「……昨日もそうだった」
tt「何が?」
jp「mbくんが話しかけてきたときも」
tt「……」
jp「tt、ちょっと嫌そうだった」
tt「別に」
jp「ほんと?」
tt「ほんま」
jp「……じゃあ」
jpが少しだけ身を乗り出す。
jp「もし俺が、mbくんのこと好きって言ったら?」
tt「……」
一瞬。
頭が真っ白になる。
tt「……は?」
jp「だから」
jp「俺がmbくんのこと好きだったら、どうする?」
tt「……」
俺は笑ってみせる。
tt「応援するんちゃう?」
jp「……ほんとに?」
tt「うん」
jp「……」
jpの顔が、少しだけ寂しそうになる。
その表情を見て。
胸が痛くなった。
tt「……まぁ」
jp「?」
tt「俺は嫌やけど」
jp「……え?」
tt「なんとなく」
jp「なんとなく?」
tt「……うん」
jpが黙り込む。
耳が少し赤くなっている。
tt「何?」
jp「……なんでもない」
tt「またそれ?」
jp「いいから!」
jpは自分の席に戻ってしまった。
俺はその背中を見つめる。
――なんなんや。
今日のjp。
放課後。
約束通り、二人で校舎裏に向かった。
人の少ない場所。
夕方の風が、少し冷たい。
jp「……」
tt「……」
二人とも何も言わない。
先に口を開いたのは、jpだった。
jp「昨日さ」
tt「うん」
jp「LINEしたじゃん」
tt「したな」
jp「『ttは、俺のこと好き?』って」
tt「……うん」
jp「……あれ」
jpが俯く。
jp「本気で聞いたんだ」
tt「……」
jp「冗談じゃなくて」
tt「……うん」
jp「だから」
jpが顔を上げる。
真っ赤だった。
jp「今日、ちゃんと答えてほしい」
心臓が大きく鳴る。
tt「……答えって?」
jp「分かってるくせに」
tt「……」
jp「俺のこと」
少しだけ息を吸って。
jp「好き?」
――来た。
ついに。
俺は黙り込む。
jpは不安そうに俺を見る。
jp「……答えたくない?」
tt「そういうわけちゃう」
jp「じゃあ……」
tt「……」
言えるわけがない。
好きだ。
ずっと前から。
誰よりも。
でも。
この約束がある。
先に好きになった方が負け。
俺はまだ。
負けたくない。
……いや。
本当は。
負けるのが怖いんじゃない。
言ってしまったら。
今の関係が壊れるのが怖い。
tt「……どうやろな」
jp「……またそれ?」
tt「うん」
jp「ずるい」
tt「ごめん」
jp「……」
jpは俯いた。
そして、小さな声で言う。
jp「俺は……」
tt「……」
jp「俺は、ttのこと……」
そこで言葉が止まる。
jp「……」
tt「……jp?」
jp「……やっぱり、言わない」
tt「え?」
jp「言ったら負けだから」
tt「……」
jpが笑う。
でも。
その笑顔は、少し寂しそうだった。
jp「だから、まだ言わない」
tt「……そっか」
jp「うん」
しばらく沈黙が続く。
そして。
jp「じゃあ、別の質問」
tt「何?」
jp「もしさ」
jpが俺を見る。
jp「好きな人ができたら、どうする?」
tt「……」
tt「告白するんちゃう?」
jp「……そっか」
tt「jpは?」
jp「俺?」
tt「うん」
jp「……できたら」
少しだけ間を置いて。
jp「伝えたい」
tt「……」
jp「ちゃんと、『好き』って」
胸が締め付けられる。
tt「……そっか」
jp「うん」
jpは笑った。
jp「だから」
tt「?」
jp「いつか、俺が誰かに『好き』って言ったら」
jp「ちゃんと聞いてね」
tt「……」
俺は笑って返す。
tt「分かった」
でも。
心の中では。
――その相手が俺だったらええのに。
そう思っていた。
帰り道。
二人で歩く。
いつもと同じ道。
でも。
今日だけは、何かが違って見えた。
jp「ねぇ、tt」
tt「ん?」
jp「俺たちってさ」
tt「うん」
jp「ずっと幼馴染じゃん」
tt「そうやな」
jp「これからも、ずっと一緒なのかな」
tt「……」
tt「当たり前やろ」
jp「……そっか」
jpが笑う。
俺も笑う。
けれど。
その笑顔の裏側で。
二人とも同じことを考えていた。
――このままじゃ嫌だ。
もっと近くにいたい。
もっと特別になりたい。
でも。
それを言ったら。
「負け」になる。
その夜。
俺のスマホが鳴った。
jpからだった。
jp『起きてる?』
tt『起きてるで』
jp『よかった』
tt『どうしたん?』
少し時間が空く。
そして。
jp『今日ね』
jp『帰り道で言えなかったことがある』
tt『何?』
既読。
しばらく返信が来ない。
俺はスマホを見つめる。
やがて。
jp『俺、実は――』
そこでメッセージが途切れた。
tt「……?」
もう一度、通知が来る。
jp『やっぱ明日言う』
tt『なんやねん笑』
jp『明日、絶対言うから』
tt『分かった』
jp『約束』
tt『約束』
そして。
最後に届いたメッセージ。
jp『おやすみ、tt』
tt『おやすみ、jp』
スマホを伏せる。
そして俺は、小さく呟いた。
tt「……明日、何言うつもりなんやろ」
一方。
jpの部屋。
jp「……」
スマホを握りしめる。
jp「……言えるかな」
顔が熱い。
心臓がうるさい。
そして。
jpは小さく呟いた。
jp「……俺、ttのこと」
その先の言葉は。
誰にも聞かれることなく。
夜の静けさに消えていった。
――翌日。
二人の関係を変える出来事が起こる。
そして。
「好きになったら負け」
その約束が。
初めて、大きく揺らぐことになる。
――第2話 END
たくさんの♡ありがとうございます!🥺
これからも頑張って
書かせていただきます!
♡Next→25
欲張っちゃいます🥺
コメント
1件
みぅだよ🤍🥀 うわあ……ジレったい、この感じ、最高すぎる……! 「好きになったら負け」って約束、二人とも守ろうとしてるのに、目が全然守ってなくてドキドキした。 ttがmbに嫉妬してるの、絶対バレてるし、jpも分かってて聞いてるのずるいよ〜! 最後、二人とも同じタイミングで「好き」って言えなくて、でも心の中では“このままじゃ嫌だ”って思ってるの、切なくてたまらなかった……。 明日、jpが本当に言うのかな?言えちゃうのかな?もう続きが気になって仕方ないよ。 素敵なお話をありがとう、Pengin-dayoさん。ゆっくりでいいから、この二人の行く末をちゃんと見届けさせてください🌙
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炭酸水
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