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別れ方めっちゃ切ないやん、!!
◯◯先生side
翌日の夕方
私は、気持ちの整理を付けようと1人で屋上に来た
絶対に想像なんか出来ないよね…
突然言われたって私もそんな反応になると思うし、
でも、向井くんはそんな事関係なしで全部聞いた事にちゃんと何かを言ってくれる
こんな人私以外に絶対いい人が居るよね…
オレンジ色に染まった夕日を見ながら思っていた。
すると、
屋上のドアが開いた音がした
それに気づき振り向くと、そこには向井くんが居た
『あ、向井くん…』
「先生こんな所に居たんやな、先生の事探しとったんやで」
と言いながら、私の隣に来た
『私に何か用でもあった?』
「いや、そういう事や無くて」
と言うと、私の前にしゃがんで
「単純に会いたかってん、先生に」
『あ、そうだったんだ…』
今の私には向井くんに会っても笑顔にはなれない
「うん、そうやで。でも先生なんかおかしいな。」
『えっ、なんで…?笑』
私は無理やり笑うしか無かった、
「いつもやったら、ニコニコしてんねんけど今日は暗いなって思ってな」
『き、気のせいだよ…!』
こうやって言い逃れるしか手段が無かった、
「ほんまかー?」
『うん、本当だよ。嘘じゃないよ』
向井くん嘘に決まってるじゃん、
「まぁ、それならええけど^^」
『心配してくれてありがとうね』
もっと心配してよ…
だって、もう私向井くんに会うの最後だよ
なんか喋ってよ…
最後の最後でこんな別れ方したくない…
すると、目から一粒の涙がこぼれ落ちた
「 先生、どうしたん!?」
それを見た向井くんは、私をまた抱きしめた
『辞めて…』
「先生…?」
『だから、抱きしめないで…』
そう言うと向井くんは素直に私を離した
「ごめんな、嫌やったよね」
向井くん謝らないで…
私が全部悪いの…
私は向井くんといたらダメになりそうで、怖いの…
でも、まだまだずっと一緒に居たいよ…
私が生徒だったら良かったな…泣
私はそうおもいながら、
『向井くん、今日は帰るね…』
「うん、分かった。気を付けるんやで^^」
最後まで優しいなぁ…
向井くんは…泣
でも、ごめんね
向井くん
『さようなら_____』