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「えめちゃ着やすー。普段着にしようかなー」


その後、私は濡れた制服を脱ぎ、ウェディングドレスを身に纏った


サイズはピッタリであり、胸元には白薔薇風のレースが並んでいた


ご丁寧に靴までくれた為、白いヒールへ足を通す


「こーいうの憧れだったんだよねー。ドレスとか七五三ん時以来?」


その場でクルリと回ると、ふわりと白い生地の布が宙へ舞った


その時、部屋の角からジジッというノイズ音が聞こえ


視線を向けると、そこには見覚えのある赤色があった


「え赤チャンやん。めちゃ奇遇ー」


赤チャンは私を見るや否や一瞬で目の前に現れ、私を凝視した


“ あなた 変わる 服 ? ”


「え分かるー?さっきウェディーちゃんに貰ったー」


私がそう言うと、赤チャンは顔を近づけじっと見つめた


________


彼女の声が聞こえた為、私は瞬間移動で部屋へ侵入する


すると、そこにいたのは首から肩まで肌を露出させ


肩周りにはレースが並べられ、白い生地にはうっすらと白薔薇の模様が描かれていた


一度、人間用の本で見た事がある


その中に、女が白いドレスと頭には薄い布を身につけ男は黒い服を身につけていた


隙間男に聞いてみれば、どうやら人間は永遠の愛を分かち合う際


このような服に着替え、唇同士をくっつけるらしい


“ あなた これ あげる ”


「?なにこれ?」


私は廃墟に捨てられていた本と同じ白く、薄い布を取り出す


どうやら、彼女はこれがなんなのか分からないらしい


私は彼女を傘の中へ入れ、片手で布を被せた


「うわすごー、マジのウェディングドレスじゃんウケる」


彼女は笑いながら、顔の前にある布を捲った


彼女の着ている白いドレスは、傘の反射で赤く染まって見え


まるで純潔で真っ白な彼女が、私色に染まっているようだった


“ 私  あなた 好き ずっと ない 逃す “


「?どうした赤チャン?」


穢れを知らない彼女はいつか、誰かに染められてしまう


そうなる前に、私色に染め上げてしまいたい


私の色だけを見て、私の色だけを欲して。


そして、誰にも触れられないよう、手折られないよう私の腕の中で咲いていて欲しい


花弁に触れるように彼女の頬に触れ、腰を少し屈めた


” 私 あなた 欲しい ”


他の誰かの手に渡る前に


彼女と唇が合わさろとした瞬間


「麗香!!」


“ あなた !! ”


扉が勢いよく開き、怒号が響いた



光属性ギャルは怪異達のお気に入り

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