[アナタ…ダレデスカ…?]ホラー注意⚠️
これは僕たち…リーフとウォーターが中学生ぐらいに体験した話です。
僕はリーフ…。僕はその日、たまたま学校に遅くまで残っていました。だから外も結構暗くて、さっさと早く学生寮のほうに帰ろうとしていました。
そんな時、僕はとあることに気付いたんです。
【リーフ】「あれ?鍵がない…。」
自分の部屋に入るための鍵が無く、仕方なく一緒の部屋に住んでいるウォーターに連絡することにしました。
【リーフ】「あっ!もしもし〜!ウォーター!」
【ウォーター】「もしもし!急にどしたの〜?」
【リーフ】「なんかね…俺鍵忘れちゃってたみたいでさぁ…。あともう少しで着くから…中から開けといてくれる〜?」
部屋に鍵を忘れていたことと、部屋の扉の鍵を開けといてほしいと、僕は説明した。
その後…ウォーターは変なことを言い始めた。
【ウォーター】「えっ…?リーフ…今日…お昼に1回帰ってきてなかった?その時に持っていかなかったの?」
【リーフ】「えっ…?」
ウォーターいわく…僕は一度部屋に帰ってきていたらしい…。
僕は今日…今まで一度も部屋に帰っておらず…ウォーターだけが居るような状態だったはず…。
【リーフ】「えっ…?俺…帰ってないよ…?昼ご飯は部活の友達と学校で食べたし…。」
【ウォーター】「えっ?もしかして怖がらせようとしてる?普通に家に帰ってきて…しばらくゆっくりしてたじゃん!」
【リーフ】「してないってば!ホントだから!」
なんで…と思いながら、電話越しでウォーターとずっと話していると…。
コンコン…!というノック音が、ウォーターのほうから聴こえてきた。
【ウォーター】「ん?誰…?ちょっと…ドアのほうに行ってみる…。」
【リーフ】「えっ…?うん…。気を付けてね…。あと…そろそろ充電切れそうだし…もう電話切るね…。」
【ウォーター】「う…うん…分かった…。」
〜ウォーターside〜
僕はリーフとの電話を終えた後…ドアのほうに近付いた。
【ウォーター】「誰だろう…。」
【リーフ】「りゅうくん!帰ってきたよ〜!ここ開けて〜!」
【ウォーター】「えっ?リーフ?」
【リーフ】「そうだよ!俺だよ!だからここ開けて!」
【ウォーター】「…。」
恐る恐る声をかけると、向こう側から聞こえたのは、紛れもなくリーフの声だった。
だけどリーフはまだコッチのほうには来ていないはずだ。さっきの電話では、まだ着いてないと言っていたし…。
怪しいと思ったので、扉を開ける前にとある頼みをしてみた。
【ウォーター】「ねぇ!リーフ!申し訳ないけど…コンビニでカップ麺とか買ってきてくれない?今…手が離せなくて…。」
【リーフ】「え?カップ麺?しょうがないな〜♪りゅうくんのために買ってきてあげるよ!」
【ウォーター】「あ…ありがとう…。 」
これでコイツが離れるだろう…そう思っていた。
【リーフ】「でもさ〜?なんでそんなこといちいち頼むわけ?さっきまで電話してたのに。」
【ウォーター】「えっ…?」
今扉の前にいる相手は、俺らが電話をしていたことを知っていた。しかも誰と電話しているのかも知っていた。
【ウォーター】「えっ…?どういうこと…?なんで…?」
【リーフ】「なんでって…?ていうか開けて!ねぇ!開けてよ!」
【ウォーター】「っ…!?」
僕の嘘がバレた瞬間、向こう側にいる謎の人物は再び扉をドンドン叩き始めた。
僕は怖くて、部屋の奥へ移動し、咄嗟に友達に相談した。
【ウォーター】「もしもし!ファイア!お願い!助けて!」
【ファイア】「急にどうしたん!?そんな大声出して…!」
【ウォーター】「ドアの前に変な人がいる…。リーフのフリして…部屋に入ろうとしてる…。」
【ファイア】「はぁ!?分かった…そこで待ってろ!俺…部活の仲間も居るから…全員でカチコミに行く!」
【ウォーター】「わ…分かった…。ありがと…。」
僕は怖さのあまり冷静な判断ができなくなっていた。ファイアたちだけだと危ない…そんなことも考えられないぐらい怖かった。
それから数分後…突然音が止んだ。
その後…ファイアたちが駆けつけてくれた。
【ファイア】「大丈夫か!?ウォーター!」
【ダーク】「無事か!?」
【ウォーター】「な…なんとか…怖かった…。」
その後、本物のリーフもちゃんと帰ってきてくれた。
【リーフ】「怖かったね…。それよりよかった…まだ寮には着いてないことを言っといて…。」
【ウォーター】「ホントによかった…。言われてなかったら…開けてたと思う…。」
【リーフ】「ホントに…ホントに…よかった…。りゅ〜くんが無事で…。」
【ウォーター】「リーフも無事で…ホントによかった…。」
さて…どこが怖いのでしょうか?
みんな考えてみてね☆
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最初と最後で名前の呼び方変わってる…?