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もしかしたらめめに愛想を尽かされてしまったかもしれない、それどころかもう俺の事なんて好きじゃないのかもしれない。そんな自分で出した仮定が思いのほか辛くて泣きそうになっていると、満面の笑みで舘様に手を引かれた。




舘様に手を引かれ楽屋に入った。


涼「おつかれさま。」

亮「お、おつかれっ!」

照「おつかれー」

大「お疲れ様でございますであります!」

辰「おつ!」

ラ「おつかれ〜!」

翔「おつかれ」

康「おつかれさん!なあなあ、2人とも!」


みんなと挨拶を交わしていると康二が駆け足で寄ってきた。


康「もしメンバー内で付き合うなら誰?!」

涼「…あー。」


舘様が困り顔をしながら翔太の方を見ると、さっきまでスマホを見てこっちに見向きもしなかった翔太が舘様のほうをガン見していた。同じく舘様も翔太の方をガン見しているわけで…、ゆり組尊……っじゃなくて…。よく見えなかったけどアイコンタクトをしてるみたい。


涼「うーん、俺は阿部かなあ。」

亮「えっ?!」


焦って翔太のほうを見ても翔太はまたスマホに視線を落としたままこっちを見る気配すらない。ちょっと待って、どういうこと?2人本当に付き合ってる…んだよね?!っていうか、さっきのアイコンタクトは何?!


康「え〜!まさかの?!!阿部ちゃんは?」

亮「え、えっとー…」


なんて答えたらいいんだろう。と、舘様のほうを見ると軽くウインクで返されてしまった。距離とってみようって言ってたし…っ!これは…舘様って答えたら良いのかな。


亮「…だ、舘様かなあ…?」

蓮「………は?」

大「およよ?めめ片思い〜?!」


さっきまで一切会話に入って来ずにスマホを眺めていためめが急に立ち上がった。めめの表情は混乱と哀愁とほんの少しの怒気が感じられて、俺は思わず怖気付いた。


涼「あれ、てことは両思いだね阿部?」

亮「…っそ、そうだね〜。」

照「まじ…?」

辰「んえ、どゆこと?」


蓮「ねえ、どういうことなの阿部ちゃん。」

亮「…………っぁ…えっ…と………。」


スタスタと俺の方に大股で歩いてきて仁王立ちで聞いてくる。そんな恋人の姿はいつもの優しい恋人では無く、怖くなった俺は舘様の後ろに隠れた。




to be continued…

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