??side___
ヒョンが電話を終えたのを確認したら
僕はダッシュでヒョンのところまで行った。
『 ユ ~ ンギヒョンッ!!! 』
「 わッ、?! なんだテヒョンアか . . . 」
今日も可愛い . . .
「 . . . ンア~ 」
ふぁあ . . . 可愛すぎる
「 . . . ヒョンア~ 」
あぁ . . . 僕、遂に幻聴まで聞こえるようになったのかな、。
「 テヒョンアッ!!!!!!!!! 」
『 んわぁッ!!!!!!!!!!!! 』
「 何回も話しかけてんだけど? 」
『 ぇあッ . . ごめんなさ~い。』
「 絶対思ってないだろ。」
『 えへへ、ばれた? 』
幻聴じゃなかったみたい。
「 はぁ . . . 俺一応歳上なんだから。敬語使え? 」
『 ヒョン歳上に見えないんでタメ口で。』
身長が小さいから、って言うのは内緒。
「 意味わかんねぇ . . . !! 」
なんて話しながら帰ってて、
僕が丁度家に着いた時、
ブーッ、ブーッ
ユンギヒョンに電話がかかってきた。
ヒョッとスマホを覗くと、
“ ジニョン “
と表示されていた。
心の何処かでモヤッとした気がしたが、
気のせいだと思って家に入ることにした。
「 じゃ、ヒョン。おやすみなさい。」
きっと、ヒョンには聞こえてないだろうな、
ユンギside___
『 はぁ . . . よぼせよ、』
「 ヤー、!! ため息なんか吐いて!! 幸せ逃げてくぞ?! 」
この人はジニョン。
本名キム・ソクジン。
“自称” World Wide Handsome
まぁ実際かっこいいんだけど . . . 性格に難あり。
『 今日残業で疲れてるんですよ . . . !!! 』
「 オーヤー、残業オツカレー!! 今日の晩ご飯はカツカレー!! なんつって!!! 」
そう。
(つまんない)オヤジギャグを言いまくること。
そしてもうひとつ、
『 なんも面白くないですよヒョン . . 』
「 ヤー面白いだろ!!!! キュッキュッキュッ 」
笑う時に窓を拭くこと。
実際に拭いてる訳じゃないんだけど、
数年前、後輩に
[ ヒョンが笑うと窓を拭く音がします ]
って真顔で言われたのがきっかけで、
それにしか聞こえなくなった。
『 ヒョン。もう家着くんで、切りますよ。』
「 オヤ、もう着くのか?今日ほんとに晩ご飯カツカレーだからな~♡ 」
『 はいはい . . . 』
「 デザートも買ってきてるからな~!! 」
そんなヒョンの言葉を無視して電話を切った。
コメント
20件
え、待って同棲!?(((
ん?一緒に住んでるの?
うわ、好きだわ、