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皆さん待たせてしまってすみません…
休んでた理由ありません。さぼってただけです……( ´・ω・` )
「ふざけないで…!!!!!! 」
ああ…また喧嘩。
こんなにも喧嘩して苦しくなるぐらいなら家に帰らない方が良かった気もする…
事の発端はやっぱり私だった。
息子を亡くしてしまったショックで気が狂った様で、望んでも無いのに体が息子を求め、包丁やロープに手を伸ばす。
決して私が望んだことではない。
息子が悲しむから、息子の分まで生きないと。
そう思ってるのに…
包丁を持っては叩き落とされ
ロープがあれば紐を短くギタギタにされる
息子に近づけるものがあればある程それを遠ざけられていく。悔しくて、悔しくて…
それでこう…喧嘩になる…。
息子がよく観ていた子供番組が始まる
陽気な歌に合わせて楽しい歌詞が散りばめれて。
本来ならこれが始まると同時に、息子に大声で呼ばれる。一緒に見るのが日課だったよね…
喧嘩した後の憂鬱と共にテレビの前で死体のように寝転びそれを観る。
そのうち、喧嘩したNoliが無言で近づいてきて横に座る。その後ゆっくりハグされて、彼のごめんねで終わる。
私はいつになれば自分から謝れるのだろう?
貴方の愛はとても痛い。
だけど共に、薬でもある。
貴方は愛の常備薬
但し、効果はない。