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太宰、手前は俺の………………………………だったよ。
静かな闇夜がこの、ヨコハマの街を覆う。静けさの中にただぽつんと光る月は寂しさを漂わせている。そんな静かなヨコハマにある俺の家では今日も喧嘩の声が聞こえてくる。
「おい太宰!!手前巫山戯んじゃねぇ!」ポートマフィア所属、五大幹部をしている俺……中原中也は家の中にいる男、太宰治に怒鳴った。
「何〜?そんなに怒ってちゃ痔になるよ?」
「ならねぇよ馬鹿野郎!なんで勝手に俺の家入ってビールやら何やら漁ってんだよこの糞鯖!!!」
「ふぃふぃじゃんふぁまふぃは((訳)いいじゃんたまには)」
「たまにじゃねえよ!!昨日もきたじゃねぇか!!」
「本当は嬉しいくせに〜」
その言葉で俺の怒りは頂点に達した(否、ずっと達してますBy主)
「嬉しくねぇよ糞鯖!!なんで手前が家に勝手にいることを望むんだよ!!!」
太宰は暫く考えてから、
「ん〜??中也??」と答えた。
「(💢’ω’)巫山戯んじゃねえ💢!!二度と来るな馬鹿野郎!!」
そう云って俺は太宰を玄関から放り投げた。そしてそのまま光と同じくらいの速さでドアを閉めた。
「おーい。中也〜?開けて〜?」
外から声が聞こえるが俺はフル無視。2回ぐらいそう云ったら、太宰は諦めて階段を降りていった。
暫く時間が経ってから俺は玄関の扉に寄りかかってそのままズルズルと下がり、座り込んだ。
「はぁ〜……」
口から大きなため息がでる。
「どうしたら素直になれんだよ……」
俺は太宰に冷たく当たるがそれは俺なりの恋心だった。俺は15歳の時から太宰が好きだった。太宰がポートマフィアをぬけても想いは変わらず、寧ろ(むしろ)募っていった(つのっていった)。この想いは墓場まで持って行くつもりだったが、最近妙に太宰が絡んでくるせいで少し期待してしまう。しかしその思いとは逆に言葉と行動は冷たい態度をとってしまい、昨日も一昨日も同じ後悔をしていた。
「はぁ〜……」
再度大きな溜息をつき、俺は立ち上がる。その拍子にぐぅぅぅぅぅとお腹から大きな音が鳴る。そういえば帰ってきてから何も食っ
てないことを思い出し、俺はつぶやく。
「……腹減ったし、飯食うか……」
第1話、終了です!
これを読んでくれた方ありがとうございます!
ちょっと最近忙しくてなかなか投稿できませんがこれからも何卒よろしくお願いします。
今回の話、ハッピーエンドにしようかバットエンドにしようか迷ってるんですけどみなさんどちらが良いですか?
もし良かったらコメントしてください。
僕自身バット厨なのでバットエンド多くなってしまうんですよ……
はっぴーも書けるんですけど気づいたらバットエンドになってます。(それを書けないというのでは?)
ではそろそろお暇(おいとま)致しましょう。
さようなら。
いい夢見てね!!