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.🐮×🚴♂️
.2人とも未婚設定です。
.長いです
.別短編投稿貧弱な事、こちらでお詫びします
ホテルの最上階にあるバーは、実況撮影後の喧騒とは無縁の静寂に包まれていた。
カウンター越しに揺れる琥珀色の液体を見つめながら、ガッチマンは小さく息を吐き出す。
「……はぁ、…たまにはこういう落ち着いた時間も必要だわ…。ありがとね、うっしー」
「いーえ。ガッチさん、最近ちょっと働きすぎに見えたからさ。……あの二人は酒飲まないから、俺とふたりにはなっちゃったけど」
牛沢はグラスを指で弄りながら、柔らかな、けれどどこか温度の低い笑いを浮かべる。
最近の彼は個人イベントや長時間配信など予定を詰め込んでおり、それを見兼ねた牛沢は、久々にどう?とオシャレなバーを予約してくれていた。
ガッチマンは「はは、まあね」と苦笑し、自分を気遣ってくれる友達の優しさに、すっかり毒気を抜かれたように肩の力を抜く。
「でも本当、俺もうっしーには助けられてるよ。……うっしーと話してると、なんか、一番安心するんだよね」
「えぇ?何それ、一番?」
牛沢の瞳が、カウンターのライトを反射して一瞬だけ鋭く光った。
けれど、ガッチマンはそれに気づかない。酔いの回った頭で「そうそう」と無邪気に頷き、残りのウイスキーを口に運ぶ。
牛沢は、少しだけガッチマンの方へ身体を寄せた。
「ガッチさん。……俺も、ガッチさんの前だと本当の自分でいられるんだよね」
「あはは、そうなの?じゃあ今は本当のうっしー?」
「そ。俺はこうなれるのガッチさんの前だけだから、こういうこと他の奴らには絶対言わないよ? そんな俺のオアシスガッチさんを今独占中」
冗談めかした口調。その細めた視線はガッチマンの瞳にじっと注がれている。
ガッチマンは「またまた、うっしーは冗談がうまいなあ」と、頬を赤らめて笑い飛ばした。
「独占って。……俺なんか独占してどうすんのさ」
「…どうするんだろうね」
それ以上、詰め寄らない。
ただ、空になったガッチマンのグラスを指差し、「もう一杯、いい?」と優しく微笑むだけだ。
(……ガッチさんも同じならいいのに)
心の中で冷たく呟く。
牛沢のドロドロとした熱情など知らないガッチマンは、彼が差し出した「毒」のような甘い気遣いに、心地よく溺れていくのだった。
「……あー、酔った。うっしー、今日いつもより酒強くない?」
バーを出て、少し冷えた夜風に吹かれながら、ガッチマンは上機嫌で牛沢の肩に腕を回した。 男同士、長年の付き合いゆえの、何の気負いもない親愛の証。
その腕の重みと、ふわりと漂う酒の混じった体温に、牛沢の心拍数は静かに跳ね上がる。
「……そりゃガッチさんが勝手にハイペースで飲むからでしょ。ほら、足元あぶないって」
牛沢は苦笑い混じりにガッチマンの腰に手を添えた。支えるための、ごく自然な接触。
掌に伝わるガッチマンの体温と、自分に全体重を預けてくる無防備さが、牛沢の内側の執着をじりじりと煽り立てる。
「ごめんごめん。……でもさ、うっしーと飲むのが一番楽しいんだよなぁ。キヨとかレトさんといる時もいいけど、なんていうか……お前とは、一番『素』でいられる気がする」
ガッチマンは牛沢の顔を覗き込み、屈託のない笑顔を見せた。 距離が近い。吐息が触れそうなほどの距離で、ガッチマンは「俺たち、いい友達だよな」と言わんばかりの信頼を瞳に宿している。
(……この人は、本当に何も分かってない)
牛沢は、その笑顔に眩暈がしそうになる。 「男同士」という免罪符があるからこそ、ガッチマンはこんなにも無防備に懐に飛び込んでくる。
逆に牛沢は、男同士だからこそ、本当の気持ちが言えないのに。
もし自分がこのまま、想いを伝えてしまったら、この人はどんな顔をするだろう。
「……そうだね。俺も、ガッチさんといるのが一番楽だよ」
牛沢は精一杯のポーカーフェイスでそう返すと、肩に回されたガッチマンの手を握りしめた。
「危ないから」という名目で行われる、指先へのわずかな力。 ガッチマンはその小さな執着にすら気づかず、楽しそうに牛沢のリードに従って夜の街を歩き出す。
(詰め寄れるわけない。…でも、離す気もない)
牛沢は、繋いだ手のひらから伝わる熱を噛みしめるように、隣を歩く鈍感な「友達」の歩調に、どこまでも優しく合わせていた。
駅の近くまで歩きタクシーを拾った。
終電を逃したため、ガッチマンは少し先の安いホテルを予約したらしい。
「別に俺ん家来ればいいのに」
変な気持ちを含めないよう何気なさげに呟く。
「ほら俺、酔ってるしさ、うっしーに迷惑かけたくないし」
と笑うガッチマンを見て、迷惑なわけないだろと少し残念そうに頭の中で呟いた。
タクシーの車内。街灯の光が規則的に流れ込み、後部座席に座る二人を交互に照らし出す。 すっかり酔いが回ったガッチマンは、うつらうつらと船を漕いでいたが、ついに耐えきれなくなったように牛沢の肩へ頭を預けた。
「…ん……うっしー……、悪い……ちょっと、寝かせて……」
「いいよ、寝てな。着いたら起こすから」
牛沢は短く返すと、自分の肩に沈み込んできたガッチマンの重みを全身で受け止めた。 ガッチマンの髪が首筋をくすぐり、深い呼吸が耳元を打つ。
男同士の付き合いなら、よくある光景かもしれない。けれど、牛沢にとっては、この静かな車内はまるで世界に二人きりしかいないような特別な空間だった。
(……このまま、どっか遠くまで行っちゃえばいいのに)
牛沢は心の中で、絶対に叶わない願いを呟く。 ガッチマンは、牛沢が自分の髪をひと束、愛おしそうに指先で弄んでいることなんてみじんも気づいていない。 ただ、信頼しきった様子で、牛沢の体温に身を委ねている。
牛沢は、膝の上に置かれたガッチマンの手に、自分の小指をそっと重ねた。指の側面が触れる程度の、かすかな接触。ガッチマンが目を覚ませば、すぐに「手が当たってただけ」と言い訳ができる、そんな卑怯な境界線。
(あんたは明日も、『いい友達』として笑うんだろうな)
叶わない、と分かっている。 自分がこの手を強く握りしめた瞬間に、今のこの穏やかな関係は壊れてしまう。 だから、決して詰め寄らない。 ただ、暗闇に乗じて、ガッチマンの寝顔を見つめ、その香りを少しだけ吸い込む。
「……好きだよ、ガッチさん」
決して届かないほど小さな声で呟かれたその言葉は、走行音にかき消されていく。
ガッチマンは、その告白に気づくことなく、牛沢の肩に頬を寄せて、幸せそうに小さな寝息を立てていた。
タクシーがホテル前に止まる。先に支払いを済ませガッチマンを起こす。
「……ん、……着いた……?」
寝ぼけ眼で車外へ出たガッチマンだったが、酒と眠気で足元が覚束ない。牛沢はそれを当然のように支え、肩を貸して入口まで連れて行く 。
「悪いね、うっしー。ホテルまで来てもらちゃって……」
「いいよ、別に。これくらい、いつものことじゃん」
フロントに行く前に振り返ったガッチマンさんの顔は、照明の下で無防備に緩んでいた。
「またね、うっしー。……本当にいい奴だよなぁ、今日はありがとう」
ガッチマンさんはそう言うと、親愛の情を込めて牛沢の肩をポンと叩く。その掌の熱が、牛沢にとっては呪いのように熱い。
「……ガッチさん」
「ん?」
牛沢は一瞬、その手首を掴んで引き寄せたい衝動に駆られた。けれど、彼はただ、いつもの不敵な笑みを少しだけ寂しげに歪めて見せた。
「……おやすみ。ちゃんとクソして寝ろよ」
「あはっなにそれ、うっしーもクソして寝ろよ!おやすみ!」
軽快に挨拶を交わしたガッチマンは受付へ向かう。
牛沢は、しばらくその背中を見つめたあと、タクシーに戻った。
今、自分の目の前で笑っていた男は、自分がこんなにも狂おしく想っていることなんて一ミリも知らずに、今日も眠りにつくのだろう。
「……いい奴、か。……一番言われたくねー言葉だな」
牛沢は一人、通り過ぎる街頭を眺めながら、乾いた独り言をこぼした。
翌朝。
牛沢が重い頭を抱えて目を覚ますと、枕元のスマホが短く震えた。
ガッチマン:
うっしー、おはよ!
昨日、最後の方あんまり覚えてないんだけど、ホテルまで送ってくれたよね?
マジで助かったわ、ありがとな!
また近いうちに飲みに行こうぜ。次は俺が奢るから!
スマホの画面に踊る、眩しいほどに明るく、濁りのないメッセージ。
そこには、昨夜のタクシーの中で牛沢が抱えていた情念も、こぼした告白も、一切届いていないことが如実に表れている。それが当たり前ではあるのだけど。
牛沢は溜息をつき、掌で目を覆った。
「こっちの気も知らないで……また飲みに行こうとか、よく言えるよな」
文句を言いながらも、牛沢の指は勝手に返信を打ち始めている。
『じゃあ次はもっと高い店選ぶから、覚悟しといて』
そんな、いつもの友達としての言葉を添えて。
返信を送信し、牛沢は再びベッドに倒れ込んだ。
こうして「友達」として接する度に彼はまた一歩、ガッチマンという名の沼から抜け出せなくなっていくのだった。
数日後。TOP4の実況のために集まったレトルトの家では、いつものように騒がしい時間が流れていた。
ガッチマンがトイレで席を外した瞬間、それまでゲーム画面を眺めていたキヨが、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべて牛沢に近づいてきた。
「ねぇねぇ、うっしー。一昨日の飲み会、どうだった? 楽しかった? 持ち帰った?」
「……何だよ。普通に飲んで帰ったわ」
牛沢はスマホから目を離さずに即答したが、隣に座っていたレトルトも、追い打ちをかけるように身を乗り出してくる。
「えー、本当にそれだけ? うっしー、ガッチさんの前だとさ、なんか…獲物を狙う蛇みたいな目になってる時あるよね。怖いわー」
「んだそれ、なってねーよ。お前ら、ガッチさんの前で変なこと吹き込むなよ、絶対」
牛沢のトーンが少しだけ低くなる。それが、彼らにとっては図星である何よりの証拠だった。キヨは「ひゃはは!」と手を叩いて喜んでいる。
「いやさ、ガッチさんもガッチさんだよな。あんなに分かりやすくうっしーが独占欲出してるのに、「うっしーは優しいなー」とか言って、いっつも隣でニコニコして!鈍感すぎんだろ!」
「キヨくん、それ言っちゃダメだよ。うっしーが一番気にしてることなんだから。男同士っていう壁に阻まれて、自分から一歩も動けないうっしーの純情を笑っちゃダメなんだよ」
レトルトはわざとらしく神妙な顔をして、牛沢の肩をポンと叩いた。 牛沢は額に青筋を浮かべながら、二人を冷たい視線で射抜く。
「……お前ら、マジでいい加減にしろよ。
ガッチさんは、何も知らなくていいんだから」
「あ、出た! 何も知らなくていい! それよく言うよねーうっしー」
キヨが囃し立てる中、ちょうどガッチマンが「お待たせ〜」と戻ってきた。一瞬で表情をいつもの牛沢に戻し、何食わぬ顔でコントローラーを握る牛沢。
「お、みんな楽しそうじゃん。何の話してたの?」
ガッチマンが無邪気に問いかけると、キヨとレトルトは顔を見合わせ、声を揃えて笑い出した。
「なんでもなーい!うっしーの恋愛事情が大変だねーって話!」
「……え、うっしー、好きな人いんの!?」
ガッチマンが驚いたように牛沢を見ると、牛沢は静かに溜息をつき、画面を見つめたまま「適当言うな!いねーよ、バカ」とだけ吐き捨てた。その横顔が、いつもよりほんの少しだけ赤いのを、鈍感なガッチマンだけが気づかずにいた。
撮影が終わり片付けている最中、ガッチマンが席を外したと同時にレトルトが口を開いた。
「……でもさ、うっしー。ガッチさんなら、うっしーがガッチさんの事好きって言っても、絶対に嫌わないと思うよ」
レトルトが、ふと茶化すのを止めて真剣なトーンで切り出した。
「なに急に、話戻りすぎだろ」と怪訝そうな顔をする牛沢の隣で、ニヤついていたキヨも、珍しく静かに頷く。
「そうそう。あの人、意外と懐深いっていうか……。うっしーが真剣なら、ちゃんと真正面から受け止めて、真剣に悩んでくれるでしょ。」
二人の言葉は、牛沢にとってこの上なく心強く、そして同時に、最も残酷な毒だった。 牛沢は手に持っていたスマホをポケットにしまい、深く、重い溜息をついた。
「……俺は、今のままでいいんだよ」
「えー、もったいなくない?」
「もったいなくない。……あの人が俺を嫌わないなんてこと、俺が一番よく分かってる」
牛沢の視線は、ガッチマンが出ていった扉に固定されていた。
(……告白したって、ガッチさんは俺を拒絶したりしない。きっと夜も眠れないくらい真剣に考えて、悩んでくれる。それで、もし断ったとしても、次の日には『気まずくならないように』って、無理してでも今まで通りに接してくれるんだ……あの人は、そういう人なんだよ)
だから、言えない。 自分の想いを伝えることは、ガッチマンに「優しくあるための無理」を強いることと同義だ。
彼の平穏な日常に、自分の執着という泥を投げ込みたくない。彼の、あの濁りのない笑顔を曇らせるくらいなら、一生友達の座に甘んじる方が、よほどマシだ。
それが、牛沢が自分に課した愛の形だった。
「おーい、みんな! 片付いたよ。飯行こうぜ、飯!」
ガッチマンが晴れやかな顔で戻り、三人に声をかける。
その瞬間、牛沢の瞳から獲物を狙う蛇のような鋭さは消え、春の陽だまりのような、どこまでも優しい、慈しみに満ちた光が宿った。
「……おう、行くわ。何食いたい? ガッチさん」
牛沢はいつもの調子で、誰よりも早く立ち上がり、ガッチマンの隣へと歩み寄る。その背中を見送りながら、レトルトとキヨは顔を見合わせ、声を潜めて呟いた。
「……うっしーも、報われないねぇ……」 「ほんとな。あんな顔されちゃ、もう何も言えねーわ」
二人は、幸せそうに笑うガッチマンと、その横で「世界一幸せな片想い」をしている牛沢の姿を、呆れ半分、尊敬半分で見守るのだった。
レトルトの家の近くの行きつけの居酒屋。
賑やかな食事の席も、中盤に差し掛かった頃。 メニューを眺めていたガッチマンが、ひょいとタッチパネルを操作する牛沢の顔を覗き込んだ。
「あ、うっしー。ここのこれ、好きだろ? さっき頼んどいたよ」
写し出されたメニューには、牛沢が以前「これ結構いけるわ」と一度だけ口にしたことのある酒の肴が指されていた。
「…そんなのよく覚えてたな」
「当たり前だろ〜、何年一緒にいると思ってんの。俺、うっしーの好きなものくらい全部把握してるから」
ガッチマンは自慢げに笑って、当然のようにタッチパネルから自分の分も追加した。
「俺らの好みは?」と絡んでくるキヨとレトルトにも「お前らのもな!」と笑いかけている想い人をなんとなく見つめる。
牛沢は、運ばれてきた料理を口に運びながら、胸の奥が熱くなるのを感じていた。
(全部把握してる、ね…。その中に、俺の一番欲しいものだけが入ってないのが、ガッチさんらしいよ)
それを指摘できるはずもなく、牛沢はただ「ん、うまい」と短く返して、自分を誰よりも分かってくれているはずの友達の笑顔を見つめた。
食事が終わると、キヨとレトルトは示し合わせたように顔を見合わせた。
「あー、俺ら明日早いから、今日はこの辺で失礼するわ!」
「うん。ガッチさん、うっしー、あとは二人でゆっくり飲んでて。じゃあね!」
「え、あ、おう。お疲れー」 嵐のように去っていく二人の背中を見送りながら、ガッチマンは首を傾げた。
「あいつら、珍しく早く帰るな…。うっしー、もう一軒だけ行かない? 飲み足りないだろ」
もちろんその提案を、牛沢が断らなかった。
二軒目のバーを出て、駅へと向かう少し冷え込んだ夜道。 街灯が作る二人の影が、アスファルトの上で付かず離れずの距離を保っている。 ガッチマンはポケットに手を突っ込み、白い息を吐きながら、ふと立ち止まって夜空を仰いだ。
「……ねえ、うっしー」
「ん?」
「俺さ、キヨとかレトさんとバカ騒ぎするのも大好きなんだけどさ。……こうして、うっしーと二人で飲んでる時が、一番好きだなって思うんだよね」
ガッチマンは牛沢の方を向き、月の光に照らされた、どこまでも穏やかで澄んだ瞳で彼を見つめた。
「うっしーといると、本当に落ち着くんだよね。……なんていうか、何も隠さなくていいし、無理しなくていい。俺にとってうっしーは、世界で一番の親友だよ」
その言葉は、牛沢の心臓を優しく、けれど確実に貫いた。 親友。それは、男女の愛欲とは最も遠い場所にありながら、人間関係において最も尊い信頼の証。
(……好きとか親友とか、よく言うよ)
牛沢は足を止め、ガッチマンの背中を見つめる。
いっそ好きだと伝えてやろうか、とふわふわとした思考の中で、そんな考えが浮かぶ。
告白してしまえば、今までの関係を壊す。黙っていれば、自分はこの親友という名の檻にきっと一生閉じ込められたままだろう。
ガッチマンは牛沢の葛藤など露知らず、「どうした、酔ったか?」と心配そうに顔を覗き込んでくる。
「……酔ってないよ。…ただ、ガッチさんは本当に、ずるい人だなって思っただけ」
「は? なんだよそれ、褒めてんの?」
「…さぁね!」
牛沢は無理やり笑って、ガッチマンの背中を軽く押した。 「早く歩けよ、風邪ひくぞ」 「わっ、押すなよ!」 無邪気に笑い合う二人の声が、夜の静寂に溶けていく。
彼がくれた世界一の親友という残酷な称号を、一生かけて守り抜こうと、心の中で静かに誓うのだった。