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コメント
3件
最高👍👍 ほんと最高(´;ω;`)
あぁ、俺は要らなかったんだ。
「少しだけ…俺の話を聞いてくれる?」
俺の言葉に、君は小さく頷いた。
俺は
親にだって
クラスメイトにだって
初めて話す人にだって
そして隣にずっと居てくれた人にだって
捨てられた
その瞬間は何が起きてたのか
分からなかった
でも段々と
伝わるんだ。
分かってきてしまうんだ。
嫌な噂が俺の耳に入る
「アイツは、化け物だ」
と
「俺が何をしたの!?」
大きな声で言った俺とは逆に
聞こえないくらいの小さい声で
「お前が居たから、俺の全て壊されたんだ」
そう言っていた気がする
もうその日から何も覚えていない
いや、覚えていたくなかった
気付けば体は傷だらけで
頭ではあの日の言葉が繰り返される
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
お前が居たから、俺の全て壊されたんだ
俺にとっては大切だったあの人にとって
俺はいつから要らない存在だったのだろう
親も味方なんてしてくれなかった
親は元から酒とタバコ
お互い別の女と男に依存して
毎日喧嘩していた
ストレス発散に、殴られ蹴られの毎日で
それでも逃げることが出来なかったのは
もう逃げる気力すらなかったから
あの時は雨が降っていた
傘もささずに
机に散らばっていたお金たちを握りしめて
家を飛び出た
殺されかけたんだ、母に
いや、今思えば殺されてしまうのが
良かったのかもしれない
母は依存していた男に捨てられ
いつも通り殴られた。
「なんであいつまで逃げるんだ!」
父はその日から帰ってこなくなった
そこから母は3日たって限界を迎えた
殴られ
蹴られ
投げ付けられ
理不尽に怒られる
最終的に包丁を向けられた。
家を出て1週間
あまり人目につかない小さな公園で
「君が居たんだ。笑」
隣に座っている君は
最後まで静かに話を聞いてくれた。
「あ、そうだ。君の名前なんて言うの?」
少し間が空いてからゆっくりと口を開いた
「俺は…、”tt”や。」
「そっか…、俺は”sv”だよ」
久しぶりに人と話した気がする