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二次創作・夢小説
715
あの海に、俺らは全部を捨てた。
1話から読む生きる理由なんてなかった俺に、君の笑顔が光をくれた。
誰にも必要とされてへん、そんな毎日だった。
君も同じことを思って生きてきたんだろう。
でもな、誰かの生きる理由になっとるんやで?
ただ隣にいるだけで心があったかくなって、
怖いほど大切になってしまった。
これは、傷だらけのふたりが出会い、
壊れる寸前で繋ぎあった、儚い夜の記憶――
君と見つけた、最後の居場所の話。
⚠死ネタ
二次創作・夢小説
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