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tn視点
(ガバってもうたなぁ)
薄暗いここは、恐らく牢屋だろう
目もここに慣れてきた時、周囲を確認した
窓は無く、扉は1つだけ
その扉は鍵がかけられていた
密閉空間のこの部屋には俺を含め、4人がいる
城内にいたグルッペン、エーミール、チーノだ
ci「すみません、もっとちゃんと情報を調べてから逃げてれば」
em「気にしないでください、これは我々の落ち度でもあるんですから」
gr「そうだぞ、気負いすぎるな」
ci「でも、、、」
「はぁ、しゃーないやろ、下級兵やったんやったら情報も与えられなければ簡単に調べられる立場やないやろ」
ci「トントン〜」
「くっついてくんな!」
なんやかんやでみんな元気ではあることにほっとした
改めて荷物を確認し合う
俺が持っているのは隠していたナイフだけだ
「これしかないわ」
gr「私は何も持ってないんだぞ」
em「私は包帯を持ってます」
ci「俺は消毒液ですね」
「禄に使えんもんばっかやなぁ」
em「ここから出るにはあの扉を開けるしかなさそうですね」
gr「ふむ、ここは大人しくしといた方が良さそうだな」
ガチャ
扉が少し開いた
(見張りの敵か?)
「グルさん達は下がって」
gr「すまん、頼むぞ」
今戦えるのは武器を持っている俺だけだ
扉がこちら側を伺うようにゆっくりと開いていく