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続き
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あれから暫く経った、お互い何となくの気まずさは感じているものの、いつも通り、上手くやれてると思う。
だけど。
奏斗と話す度、奏斗のことを見る度、奏斗を思う度に好きという気持ちが溢れる。
奏斗は俺に好きだって言われて、あんな風に笑ったのに。
それなのに、奏斗のことが好きで、好きで。
奏斗から好きを盗んでしまいたい、とか。
何を思っているんだろう、考えれば考えるほどに頭がぐるぐるする。
こんな風に悩むことなんて慣れていない、
らしくもない。
今日は寝よう、また明日も、いつも通りにしよう。
終わったことだ、もう終わったんだ。
そう思ってベッドに潜り込み、
必死に奏斗以外のことを考えながら眠りに落ちた。