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夜中、パソコンで調べものをしていた僕は、ホットミルクを飲もうと下に降りた。
ずっと座りっぱなしで体が痛い…
ソファに座って、ちょっとリラックスする。
その時、凸さんが下に降りてきた。
「あ…うたちゃん」
「凸さん」
………どうしよ、気まずい
そうだ
「………凸さん、ホットミルク飲まない?」
「え、あ、うん…飲もうかな」
僕はホットミルクを作ってマグカップに入れ、凸さんに渡してソファに座る。
………凸さんと話すの、いつぶりかな…
………僕のやってること、まだ無駄だって思ってるのかな。
「………違う」
「え………」
僕はびっくりした。
だって、また否定されると思ったから。
「まだ、うたちゃんの考えに納得したわけじゃないけど…なんというか、おどろくさんいつも前向きだから、それで元気貰って、考えが変わったような…感じが?」
…おどろくさん
おどろくさんが来たことで、確実に何かが変わっていってる。
「…そっか」
僕は安心して凸さんに寄りかかる。
………やっぱり安心する。
僕は目をつぶって寝たふりをする。
凸さんは僕のことを抱きかかえた。
………いやまってこれお姫様抱っこ…?
…恥ずかしい、けど、嬉しい。
凸さんには昔からこの世界を暖かくしたいって、心から言ってたけど
この”気持ち”は…心からはまだ言えてない。