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氷河の世界で記憶のない君

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氷河の世界で記憶のない君

10 - 番外編 寒く暖かい夜中のあのとき

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2024年12月05日

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夜中、パソコンで調べものをしていた僕は、ホットミルクを飲もうと下に降りた。

ずっと座りっぱなしで体が痛い…

ソファに座って、ちょっとリラックスする。

その時、凸さんが下に降りてきた。

「あ…うたちゃん」

「凸さん」

………どうしよ、気まずい

そうだ

「………凸さん、ホットミルク飲まない?」

「え、あ、うん…飲もうかな」

僕はホットミルクを作ってマグカップに入れ、凸さんに渡してソファに座る。

………凸さんと話すの、いつぶりかな…

………僕のやってること、まだ無駄だって思ってるのかな。

「………違う」

「え………」

僕はびっくりした。

だって、また否定されると思ったから。

「まだ、うたちゃんの考えに納得したわけじゃないけど…なんというか、おどろくさんいつも前向きだから、それで元気貰って、考えが変わったような…感じが?」

…おどろくさん

おどろくさんが来たことで、確実に何かが変わっていってる。

「…そっか」

僕は安心して凸さんに寄りかかる。

………やっぱり安心する。

僕は目をつぶって寝たふりをする。

凸さんは僕のことを抱きかかえた。

………いやまってこれお姫様抱っこ…?

…恥ずかしい、けど、嬉しい。

凸さんには昔からこの世界を暖かくしたいって、心から言ってたけど

この”気持ち”は…心からはまだ言えてない。

氷河の世界で記憶のない君

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