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全員ダイスロールする時は
愛萌⇒蘭輝⇒八幡宮⇒メテヲの順番です
探索者たちは目を覚ます。まず目の前に広がるのは、思わずかぶりついてしまいそうになるほどの豪華 な料理の数々。食欲をそそるおいしそうな匂いを嗅いだ探索者たちは、空腹であることを自覚する。周 りを見渡すと、広い部屋でクリスマスの装飾が飾られており、メイドが5人、横1列に並んでおり、じっと 待機しているのが見える。自分自身は床に座っており、自分の横には自分と同じ境遇であろう探索者 が座っている姿が見えた。
pow×5のダイスロール
1d100⇒70/91 失敗
1d100⇒80/100 ファンブル
1d100⇒85/53 成功
1d100⇒85/99 ファンブル
八幡宮(ん、ここは…)
???「所持品は物置の奥のスペースに入れておきなさい」
八幡宮(なに…あっ、)
そこで意識は途切れる
愛萌「ここは…?」
メテヲ「なんだここ…あちょ…」
起きたばっかでフラフラしてたのか転んでしまう ドデーン!メテヲ HP15⇒14
メテヲ「いったた、」
蘭輝「あっ、愛萌ー!」
愛萌「蘭輝!?あっ、危なi…」
ドデーン!蘭輝 HP14⇒13
愛萌「だ、大丈夫?」
蘭輝「うん、大丈夫…あ、ご、ごめんなさい!」
メテヲ「大丈夫だよ、君も大丈夫そうだね」
蘭輝「は、はい」
八幡宮「んーうるさい、えっ…何処ここ?」
愛萌「とりあえず落ち着いてください。自己紹介しましょう、私は愛萌、高2で蘭輝と幼なじみです。」
蘭輝「私は蘭輝、高2で愛萌と幼なじみ。」
八幡宮「私は八幡宮、高2だぞ」
メテヲ「メテヲ、高3だよ」
愛萌「状況整理しましょう、ここに来るまでの記憶がある人は居ますか?」
………
愛萌「ですよね、」
メテヲ「そこのメイドさんに話聞いてみる?」
八幡宮「そうするしか無いんじゃない?」
メテヲ「あの、すみませーん」
メイド「…」
愛萌「反応無いみたいですね」
蘭輝「じゃあさっさと外出ちゃわない?」
メテヲ「そうしちゃお」
そう言ってメテヲがドアノブに手をかけようとした時
コツコツコツコツと階段を何者かが下りてくる音が聞こえてくる。
「目、覚ましたんですね」
と階段の上から少女の声が聞こえ、少女が階段から降りてきた。見た目は10代前半で金髪の可愛らしい女の子だ。また、少女の隣には右目にひっかき痕のある目つきの悪 い青年が同行している。
「私は、リリエルって言います」
リリエルと名乗った少女は続ける。
「クリスマスパーティにあなたたちを招待したのは私です。突然見知らぬ場所にいて混乱していると思い ますが、まずはこの料理を食べちゃってください。お腹、空いているでしょう?」
愛萌「みなさん…」
蘭輝「考えてる事は同じ…だよね」
メテヲ「さすがに…怖いよね」
八幡宮「どうする…?」
………
リリエル「大丈夫です、毒なんて入ってませんから。おいしいですよ。(パクッ)ほら、だから遠慮せず食べちゃってください」
メテヲ「もう、諦めて食べようかな…」
八幡宮「私もそうする、お腹すいた」
愛萌「蘭輝、私達も食べよっか」
蘭輝「うん、そうしよ」
そうして料理を食べる。
メテヲ「普通にめちゃめちゃ美味しかった…」
八幡宮「それな〜」
愛萌「そういえばそこの人は何なんですか?何も喋ってないですけど」
愛萌の目星 1d100⇒34/100 成功
愛萌(引っ掻き痕…だいぶ前にできたものみたいですね…)
愛萌「あのぉ…」
???「あぁ?!」
愛萌「わっ!」
蘭輝「ちょっと!急に叫ぶな!」
???「おい、てめぇらよ。リリエルに手ェだすんじゃねェぞ。手出したら俺がぶっ殺す」
リリエル「ルルハリル!! そんなに怒鳴り散らさないで。彼らは私の客人です!」
ルルハリル「……ッチ」
愛萌(あっ、どっか行っちゃった…)
リリエル「……すみませんね。ルルハリルは不器用なやつなんです」
愛萌「そうなんですね…」
蘭輝「そういえば、リリエルさんはどうして私たちをここに?」
リリエル「そうですね、それじゃあ本題に入りましょうか。私はあることを知りたくて、あなたたちを私の屋敷に招待しました。ただ、あることが何かを言ってしまったら、本当の意味であることを知ることが出来ないらしいので、それが何なのかは言えません。なので、あなたたちはそれが何なのかを私に教える義務があります。」
メテヲ「はぁ!?」
リリエル「あなたたちじゃないと私の目的は果たせません。人間じゃないと知ることが出来ないからだそうです。夜が明けるまでに私がわからず仕舞いだったら、あなた達には死んでもらいます。私、人間嫌いです し」
愛萌「なんですか…それ、まるで…人間じゃないみたいな」
リリエル「私も人間らしいですけど、でもほかの人間は大っ嫌いです! 何を考えているのか、よくわかりません し」
八幡宮「現在進行形で既にお前の考えてること分からないけど」
リリエル「ちなみにこの屋敷から外に出られないようにしているので逃げようったって無駄です夜が明けるまでは、あなたたちは客人ですから、あることを私に教えるためにここの屋敷を自由に探索 していいですよ。ヒントあるかもですし♪」
リリエルは「それじゃ、私は図書室に行きますね。メイドさんたち、食器の後片付けと客人たちにこの屋 敷の案内をしてください」
愛萌「えっ、ちょっ…」
メイドたち「かしこまりました」
メイドB〜Eは後片付けなどをしている
メイドA「それではお屋敷を案内いたしますので、ついてきてくださいね♪」
メテヲ「とりあえずついていくしかないのかな」
そこからメイドに屋敷全体を案内してもらい色々説明を受けた。
メイドから言われた事をまとめる
・玄関はあちらとなるが、玄関や窓含め、すべての外へつながる道は、現在探索者達は利用できない ようになっている。
・図書室は膨大な書物がある。現在、リリエルが使っているので私たちは入れない。
・食堂は普段食事をとる場所。今回はクリスマスパーティということで、大広間で食べた。今は私たちが テーブルやいすを食堂に戻している。
・食堂の奥には調理室がある。
・作業室は普段、リリエルさまが創作をされるときに利用する部屋。絵を描いたり、彫刻をしたり、小説 を描いたりと幅広く創作活動にいそしめる。
・居間と応接室は客人が来た際に利用する部屋。まだ一度も使われていない。
・浴室は大銭湯となっている。広々とした空間でゆったりと湯につかることが出来る
・物置は使われなくなったものが保管されている。
・二階へ行って、リリエルさまの部屋はこちらだが、中に入ることは禁止されている。
・ルルハリル様の部屋はこちら。中に入ることは禁止されていないが基本的にはメイドたちは入らない。
・メイドの部屋はすべて同じ構造をしている。
・空き部屋は探索者たちが好きな部屋を利用できる。休憩場所として良い。
愛萌「なるほど」
メイドAがキョロキョロと周りを見渡したあと
メイドA「リリエル様やルルハリル様と違って、私たちはあなたたちの味方です。私たちは禁則事項に引っかから ない範囲であなたたちを全力でサポートいたします! 困ったときは何でもお申し付けくださいね!」(耳打ち)
蘭輝「えっ…?」
to be continued