コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今日は彼の試合を見に来てる
いつも無表情の彼だけどバレーしてる時はどこか楽しそう
そんな彼を見てると私も楽しい
「若利くんー!がんばれー!」
次は彼のサーブ
左利きという武器をいかして強力なサーブを打つ
カッコいいなぁ
ドンッ
すごい音がしてボールが跳ね返る
跳ね返ったボールを思わずキャッチ
ボールを追っていた彼と目が合う
ボールを持っている私を見て彼は少し嬉しそうに微笑んだ
「おつかれ様 相変わらずすごいサーブだね~」
「来るなら声をかけてくれないか」
ムッとして言う彼
かわいいなーもう
「ごめんって サプライズだよ~」
「む そのボールは…」
「えへへ 若利くんが打ったボールだよ」
「そうなのか」
そういう彼
声色で分かる
嬉しいんだな
「そうだ!」
「ん?」
「サインください!」
キョトンとする彼
「サイン?」
「そう!若利くんがプロバレーボール選手になって皆のアイドルになっちゃう前に!」
「俺はいつまでもお前だけのアイドルだか?」
「ほぇ?///」
つい情けない声を出して動揺してしまう
「たとえ何人ファンができたって俺はずっとお前のアイドルだ」
「んふふ///ありがと!//」
じゃあ私もいつまでも