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今は夏休み
中の人のご都合主義の合宿が行われている
今回集合したのは烏野、青城、白鳥沢、音駒、梟谷、稲荷崎の6校だ
稲荷崎はわざわざ兵庫から来ている
その合宿は現在2日目の早朝、まだ誰も起きてこないような時間だ
そこにはおなじみ影山と日向の姿があった
彼らは合宿では本気を出していない
本気を出したら昔の過去が蘇るからだろう
だがたまにはガチでやらないと鈍ってしまうので
早朝にロードワークがてら二人は本気でやり合っているのだ
彼らの本気はプロも顔負けだろう
日向は通常の二倍近く飛んで
影山の方はジャンプサーブに磨きがかかっている
牛若のジャンプサーブなど比べ物にならないほどの威力だ
だが日向はそれを軽々とあげている
一通り済ませ休憩に入るとき日向の目に入ったのは
今回行われている白鳥沢高等学校においてあるピアノだ
彼らは一回弾いてみようということになった
今回の曲は妄想感傷代償連盟
影山はボカロ曲は全てと言っていいほどの種類を暗記しているので
記憶の片隅から楽譜を引っ張って来る
日向も前回同様だ
準備が整いピアノを引き始める
結構な頻度で使っているのかはたまた管理が行き届いているだけかはわからないが
そのピアノはきれいに整備されていていい音がなっている
二人はまたしても演奏に夢中で気づいていないが
体育館を除く一人の影があった
マネージャーの白福雪絵だ
彼女は聞いた瞬間コレは皆に聞いてもらったほうが良いなとなった
ここで少しのお話
日向と影山は結構夢中でバレーやってたから気づかなかったけど
休憩入ったの皆が起きてからなんですよね
で飯時にまだ来ていない日向と影山をマネ組が探しに来てる感じ
さて話を戻して…
二人は夢中で引き続ける
結構な人だかりができているが気づいていないようだ
全校揃っている中、二人は楽しそうに演奏を続ける
やがて引き終わり周りから拍手が起こる
二人はやっと気づきやってしまったとばかりに顔を手で覆い膝をついている
「お二人さん、上手かったでもう一曲弾いてくれんか?」
稲荷崎のキャプテン、北信介も称賛を送り
もう一曲弾いてくれと頼む
ほかもつられうようにして声を上げる
それに折れたのか二人は
「弾きますのでリクエストはありますか?」
と質問していく
様々な意見が飛び合う中
イマジネーションという曲名が出てくる
ほかも賛成し弾く曲はイマジネーションとなった
幸い日向と影山はつい最近まで弾いていたので難なく弾く事ができた
今度は最初から聞いていた全員はそのまま聞き惚れてしまった
弾き終わりと同時に監督たちが体育館に入ってくる
監督達は変人コンビに朝飯を食べるように言い渡し
練習を開始させた
次の日から曲のリクエストが発生したのは言うまでもない
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今回短かった