溺愛（愛しきまなみ）

大先輩の優木にあった。嶋谷雅弘「父親と一緒に学生だったな元気か？」

事情を話したが俺の頭に手を当てた。

「加納行くよ！」

気が早いこと…

俺は自宅に戻り、

真波の着替え…

クローゼットを開けた。

かかってる…まさか裸同然か…

「待てよ…まさか前に働いてた永原翔吾…まさかだよな、有名なパイロットだとか言ってた。結婚式に来なかった。葛西裕人の姉が見えた…」

有給休暇とらないと…

高島に連絡しないと…

それより父母に連絡した。

「親父…大変だ真波が拐われた。母さんに言うなよ！」

「何があった」

とりあえず、又結婚にかけあう。

…説明するのも大変だった。

俺の自慢の嫁…

ガラガラ！

ベランダの納戸を閉めた。

窓もロックした。

真波が帰ったら、

頭に衝撃を受けた

ドタッ！…

こいつ、ここの旦那か？…

「此処だよ。嶋谷さんいますか」

開いてる…

榊。

ん？…土が廊下づたいに汚れてた。

長谷部さん…

静かに上がり。

リビングに寝てた。

顔を見た。

嶋谷さん、雅弘さん！」

ん…誰かに襲われた…

刑事さん後ろに男が入る！…

木刀を持った。

相手の男が投げられた。

ドタッ！ナイフが飛んできた！

後ろから長谷部が首を掴んだ！

おい！…

手錠をかけられた。

「嶋谷さん大丈夫ですか…」

「はい…何とか」

「長谷部こいつらを警察に連れて行け！」

「榊さんどうする？」

「嶋谷さんを連れて実家に行くつもりだ。此処にいたら危ないだろ…」

「嫌だ真波を探す！」

優木警部に頼まれました。私の義父ですけど

え？…

車に乗り込み長谷部が警察に戻り。

入れ替わりに加納光一が運転してきた。

「嶋谷さんー！拓己ー」

「来てくれたか助かるよ！」

「バイクと刑事どっちが良い？」

「今聞くことか！」

？…

「嶋谷さんに説明した。彼は刑事、私が交通係りの白バイの取締役ですよ」

「警察も大変ですよね…」

歳が同じだった。

「拓己親父にバレない様にしないとな」

「人助けて怒る人じゃないだろ笑っ」

嫁の写真を見せてくれた。

すごい美人…

警察に似顔絵のポスターを貼ってほしいって無線で連絡した。

流すから、

〃了解いたしました〃

葛西家で

幸恵が花を活けてた。

誰…

スー

来てくれるか…

首にナイフを当てられた…

非常ベルの場所が離れてた。

誰かに報せたい……和人

携帯電話がデスクの上にあがってた。

花のハサミを振り回した！

首に傷つけられた！

「誰か！助けてー！」

「幸恵様ー！」

何するきだ…

手を齧った！

胸にナイフが刺さった！

きゃあ！！」

パタッ！

幸恵様～

「千葉さん運転手の千葉さん！」

声が聞こえた。

犬の散歩をしてた。

ドーベルマンが慌てて、

和室に飛び込んだ！

ウウーワアン！」

カブッ！

真由子さん？…

「幸恵さんが刺された！」

「なんだ？…」

「救急車がお願いします！！」

「葛西大剛の家、警察頼みます！！」

…クゥンクゥンクゥン！！

幸恵さん～！

ジョン…ありがとう…

手を握った。千葉運転手

息をひきとった。

父親が帰宅した。

パトカーに救急車？…

旦那様～幸恵さんが刺されました！

あ？…

犯人が傷だらけで捕まった。

《永原さんに報せたい…》

はあ…はあ…

逃げた私、

仮の服を来てた裸足で駆け回った。

マンションから光景を見た男、

クック面白そうになったな…

二弾銃で永原を仕留めた。

ガラス越しからおでこに残った弾がめり込んだ。

ガシャ！！」

シャンデリアが落ちた音。

下の階で何の音？…

葛西大剛の家で娘が殺された。

ご主人の柳生洋輔と

弟の和人が呼び出された。

姉さん…

「幸恵ー！」

父親の会社を継いでた和人が、社長、副社長の柳生を事情聴取をかけた。

居ました。秘書の斉藤泰樹に聞いてください。

若い社長だな…

「髭剃れよ…柳生」

若造に言われた柳生の顔を見た。加納警部

婿か？

「戸籍謄本見たらわかるだろ…」

…